３年

震災から３年という節目を迎え、改めて当時の自分のブログを読み返してみました。
たぶん毎年、繰り返しそうな気がします。

大きな揺れに、家具を押さえながら叫び続けた恐怖。
私の近くでスフィンクスのような格好で必死に踏ん張っていた小次郎。
開けておいたドアの隙間から逃げ出したと思い、急いでさちを外で捜し回った時の不安。

その後、まさか東北が、日本があんな恐ろしい事になろうとは…！

最近、２匹には「もし、はぐれちゃっても、捜し出すまで絶対生き延びるんだよ」「迷子札は無くしちゃダメだよ」って言い聞かせてるんだけど、大あくびされちゃうし～(;^_^A

今日は、防災非常袋の中身と、非常食の消費期限をチェックしました。
東北の震災を参考にして揃えたのはいいけど、真夏に被災したら必要な物が他にもあるんじゃないか…とか、非常食がお湯を要する物だから水を沸かすための準備や水の補充をしなくちゃ…とか、猫のゴハンは…とか、いろいろ気付いたり。
押し入れの奥に入れちゃってて取り出しにくかったのも、どこか気が緩んでたって事だな。

いつ自分が被災するかわかりません。
自分が生きている間にほぼ確実に巨大地震が起きる事がわかっているのだから、災害から身を守る術を過去の震災から学ばなければなりません。
少しでも被害を小さく出来るように、少しでも救護の手を煩わせないで済むように。

「３月１１日を記念日に」という動きもあるようですね。
多くの方々の命日となってしまった今日、東北に思いを馳せ、防災を、日常のありがたさを、命を考えるきっかけになれば。

被災者が県外の人達に一番望むこと。
「被災地を忘れないでほしい」

私はどうあっても原発再稼動には反対です。

震災で犠牲になった方々のご冥福をお祈りすると共に、故郷で心からの笑顔を取り戻せる日まで、気持ちは被災地に寄り添い続けたいと思います。

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