訃報続き

このところずっと著名人の訃報が続いていますが、また大衆演劇界で惜しい方がお亡くなりになったと知り、ショックを受けています。

大門力也さん。
この写真は、４年前の劇団章劇に出ていらした時のモノ。
若い頃の大門さんは全く知りません。
でも、いろんな劇団を観に行くと、その先々で「特別出演」として大門さんのお名前が。
「あ〜また大門さんがいる！」と、毎回お得感を感じていました。
お芝居には出ず、舞踊だけ…という日もありました。
いつも「もっとお芝居に出てくれればいいのになぁ」と思っていました。
一度、大門さんが出番の多いコミカルなおじいちゃん役を演じた時、そのベテランならではの余裕と貫禄と可笑しみと茶目っ気から感じる熟練の技に「やっぱりこの方、凄いんだな」とゾクゾクした記憶があります。

この歳になると、いつ自分の身も周りの人もどうなるかわからないから、会える時には機会を作ってでも会っておこうと決めているんだけど、それは友人知人に限りませんね。
今月の浅草、ゲスト出演していた恋川劇団を観に行けなかった事が悔やまれます。
大門さんの芸をもっと目に焼き付けておきたかったです。

病身でありながらギリギリまで舞台に立ち続けた大門さん、今はゆっくり休んでください。
心よりご冥福をお祈りいたします。

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