オジイが亡くなった後もやることは結構あって。
人間の時のように書類系の処理はなくとも、片付け作業はその存在をどんどん消していくみたいで嫌ですね…。゚(。ノωヽ。)゚。
オジイを看取った病院にお借りしていたバスタオルを返しに行きました。
受付で「お名前は?」と聞かれ「えっと〜私のですか?」「いえ、ペットのです」
あはは…そりゃそーだ!(;◔ᴗ◔;)
「星野オジイです」と伝えたら「あ〜オジイちゃ〜ん♡」とスタッフさんが笑顔で答えてくれて。
菓子折りに院長先生やスタッフさんへの手紙も添えてきてたので、受付で渡して帰るつもりだったのに「今、院長先生お呼びしますね」と。
え、お忙しいでしょうに、なんか申し訳ないな。
院長先生が処置室に案内してくれました。
私が「オジイが最後に自力で食べた様子の動画をメールで送ってほしい」とお願いしていたんだけど、容量が大きすぎるのか携帯にもパソコンにも送れなかったら、わざわざ先生、CDーRに焼いてくれてたんです。
「ちょっと動画がギクシャクしちゃってるかもしれないんですけど…」
いえいえ、先生、そこまでしてくださってありがとうございます!
家で確認したら、ギクシャクもそれほど気にならない程度で、しっかり見られました。
管をつけた痛々しい身体でも、起き上がって自分の足で立ってモリモリ食べてるオジイの姿…(இωஇ)
母と一緒に見て、オジイの雄姿を胸に刻みました。
入院していた病院からも後日、お花が送られてきたんです。
「あれ、オジイが亡くなったことはこっちの病院には伝えなかったのにな」と思っていたら、メッセージカードに「霊園からご連絡いただきました」と。
お世話になってる霊園とこの病院は連携してるようで、霊園の方がオジイを迎えに来た時、どこの病院にかかっていたか聞いてきたんですよね。
さちがこの病院で亡くなった時も、家に連れ帰るのにキャリーに入れられなくて、副院長先生がこの霊園の棺箱を出してきてくれて、それに丁寧にさちを入れてくれたこともあって。
いろいろあったけど、お花は有難く仏前に飾らせていただきました。
そういえば、オジイのよだれが酷くて、毎日ブラッシングしても翌日には胸元の毛がガビガビになっちゃうので、猫の介護用のよだれかけをネットで購入したんだけど、未だに届いてないぞ!?
もう使うことなくなって虚しいとはいえ、お金だけ取られて商品届かずとか勘弁だぞ!?(๑꒪⍘꒪๑)
買い物に出ると、ついペット用品コーナーで、オジイにいいなって思うものを物色してしまう。
入院中も「これから暑くなるから冷却マット買っとこうかな」とか「エアコン買っといてよかったな」とか、オジイが真夏まで生きてるなんて普通は思えないくらいだったのに、先々のことまで想像しちゃって。
今でもその癖が抜けない…(TωT)
そして最後に。
オジイのことを気にしていた人はきっと大勢いたはずだし、オジイを保護する少し前から、私の自転車付近に置き餌が多かったんですよね。
おそらく、具合悪そうにしてたオジイを心配して、ご飯を置いてく人がいたんだろうなって思って、オジイが急に消えてしまったことに心痛めてるんじゃないかと思い、オジイのことを知らせる貼り紙をラミネート加工して、自転車猫ハウスの裏側に貼っておきました(私の自転車、もうチンドン屋みたい)
人通りのあまりない方の通路だけど、ここを通る人はオジイを知ってるはずだし。
後日、やっぱりオジイのことを心配していたおばあちゃんが「ありがとね」って言ってくれたんだけど…
「あの猫のこと、片付けてくれてありがとね」
か、片付けてくれて…って!Σ(O∇O|||)
ニュアンス的に「世話して看取ってくれてありがとね」って言いたかったんだと思うけど、よりにもよって言葉が…!(;^_^A
どれだけの人が読んでくれたかわからないけど、私が一番伝えたいのは最後の6行。
なんだかんだ言っても、野良猫は自由気ままなんかじゃないです。
その日を生きるのに精一杯。
野生動物じゃないんです。
人間がお世話しなければ生きていけないんです。
だから、もうこれ以上、可哀想な野良猫は増やしたくないんです。
オジイの死で、その思いがより強くなりました。
オジイ、私に出来ることなんて限られてるけど、頑張るからね!