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看取りと供養

2020-09-12 18:07:00 | さち&コジ

いつもなら観られない『坂上どうぶつ王国』
昨日『デカ盛りハンター』を観たがる母とのチャンネル争いに勝ち、観ることが出来ました。
後半「ペットにも人間と同じようにお経をあげてあげたい」と、それまでの安定した仕事を辞め、出家して、今までに1万匹ものペットを供養してきた住職が紹介されました。

ペットを亡くした飼い主が必ず思うこと。
「私が飼い主で幸せだったのだろうか」

その気持ちに対する住職の言葉。

「最期を看取る人が本当の飼い主。あなたは選ばれたのです」

この言葉にどれだけの人が慰められるだろう。

「愛していたから後悔する。愛していたから悲しい」

思いがけずに逝ってしまった元野良猫への後悔と悲しみに包まれていた飼い主さんが、この住職のもてなしと思いやりのある言葉によって、表情が晴れやかになっていく様子に号泣でした。

人間と動物に、供養するしないの隔たりがあっていいものか。
ましてや仏教なのに。
心優しい住職の動物に対する慈愛は、ペットの魂だけでなく、飼い主の心も救ってくれる。


うちの歴代ネコたちが亡くなった後も後悔ばかり。
「私が飼い主じゃなかったら…」と思うことばかり。
それでも、愛してたよ。
最期は、絶対自分が看取りたかったよ。

今日は、さちの月命日。
昨日の住職の言葉に私も慰められました。




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