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待ち兼ねたJホラー

2020-02-12 16:33:00 | 映画鑑賞

一昨年くらいから予告されてたのを知って、ずーーーーっと心待ちにしていたホラー映画をやっと観ることが出来ました。


『犬鳴村』

公開3日目だったので、ほぼ満席、客席は若い子ばっかりだったな〜
京王線新宿駅改札口ホールのいくつもの柱についた液晶広告に『犬鳴村』の宣伝が流れてたんだけど、早朝とかまだ薄暗くて人が少ない時間帯にその場にいたらメッチャ怖そう!
これから観に行く予定の方は、ここまでで!





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勝手に期待しすぎた感はありますが…(;^_^A
ホラーはもっとシンプルでいいんじゃないかと。
変にしっかり物語として作り上げちゃうと、結局どこかに「???」が生まれる。
盛り込み過ぎ、頑張り過ぎで逆効果?
私の隣の男の子は「頭使った」って言ってた。
ちょっと複雑にし過ぎたよね。
主人公の家族構成も最初のうちは関係がさっぱりわからなくて。
高嶋政伸さん(父)高島礼子さん(母)
坂東龍汰さん(兄)三吉彩花さん(主役・妹)梅津陽くん(小学生・弟)
主人公が大人っぽいせいか、タカシマ夫婦の子供に見えず、兄妹はどう見ても逆にしか思えないし、主人公が祖父(石橋蓮司さん)に向かって「お父さん」って言っても違和感ないくらいだから、本当に最初は家族関係がちんぷんかんぷんだったの。
そして、最近の傾向として、幽霊が化け物化しちゃうのもね〜(๑꒪⍘꒪๑)
もっとボヤ〜っとしてていいのに、なんで滑稽な動きをする化け物にしちゃうのか。
犬の関わりも強引かな。
あくまで自分の好みで捉えてるので個人的な感想でしかないんですけど。
清水監督は、子供を使うの好きなのかな?
『呪怨』の初代俊雄を彷彿とさせる男の子、あの子供独特の棒読みが妙に不気味さを出すんだよね〜(*´艸`*)

あ〜なんだか書いてて自分がつまらないホラー好きになっちゃったなって思う。
散々ホラーを観てきて免疫出来ちゃったのか、純粋に恐怖を楽しめなくなってる。
「アレはどうだ」とか「アレはこうした方が良かったのに」とかアレコレ評論してる自分にがっかり。
かつて劇団のホラー部で夜通し『呪怨』を観ながら、俊雄や伽倻子が出てくるたびに皆で体を寄せあって半狂乱に叫び続けたあの頃の純粋さがもう私にはないのかも…(lll´д`lll)
でも先日、数年ぶりにVシネ版『呪怨』を夜中に部屋を真っ暗にして観たのですよ。
やっぱり何度観てもいいんですよね〜(≧∇≦)
「え、なに?なにが起こったの?」と、物語としてはよくわからないなりに、次々起きる霊現象の表現が巧みで、これぞシンプル・イズ・ベスト!
ミステリー色を出してちゃんと観せるなら、やっぱり映画1作目の『リング』くらいに緻密に練ってないと、ツッコミどころばかりになっちゃう。

あ〜いかん!
ホラー好きのくせに、怖がれなくなったらおしまいじゃないか!
思い出せ!取り戻せ!
あの頃のピュアな自分を!(இωஇ)




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