ねこ友会メンバーで品川へお出かけしてきました。
まずは映画を!
『九十歳。何がめでたい』
直木賞作家の佐藤愛子は断筆宣言をした後、何をするにも「めんどくさい」と、家の中でボーッとする毎日。
そこへ、昭和気質でパワハラ・セクハラ問題により大手出版社での部署変えを命じられ、妻と娘にも家を出て行かれた散々な編集者・吉川が愛子のエッセイ企画を持ち込んでくる。
どんなに断っても、あの手この手で口説き落とされ、吉川の執念に折れる愛子。
そのエッセイが大反響を呼び、愛子と吉川の人生が変化し始める。
これから観に行く予定の方はここまでで!
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気にはなっていたんだけど少し迷ってたところ、とても評判がいいと聞いていて、ちょうどお誘いも受けて観に行く決心を。
客席はやはりご高齢の方で埋まっていました。
私たちなんて若い若い!(๑≧ꇴ≦๑)
すごいなぁって思ったのが、いつも女優として華やかな草笛光子さんと真矢ミキさんが、映画の中ではメッチャ所帯じみてて普通に老婆と中年女性なの。
でも、授賞式なんかでおめかしすると、やっぱり華やかなのよね〜さすが!.。.:*・'(*✪∇✪*)’・*:.。.
そのギャップをちゃんと見せられるってのがね。
実際、90歳だという草笛光子さん、そのお歳で主演もすごいけど、台詞を覚えられるってことにも驚きよ!Σ(ʘ∇ʘノ)ノ
正直、メチャクチャ感動した!とか笑った泣いた!ってのはないんだけど、客席の笑い声を聞いてると、みんな映画の中の愛子に共感してるんだな〜
思うように動かない身体、理解されない孤独や不安…
それでも再びペンを走らせるようになってから、生き生きと前向きになれる。
やっぱり夢中になれること、人やペットと関わること、誰かの役に立つと思えることって大事。
うちの近所の高齢者たちも公園でゲートボール的なスポーツを週3でしてるんです。
それこそ多少の雨だろうが、真夏の炎天下だろうが、コロナ禍の頃でさえ、やってて。
「誰か死んじゃうんじゃないの?」って心配してたりもしたけど、皆さん声が大きくて、笑い声が絶えなくて、単純に身体を動かすためだけじゃなく、これが元気に生きる上で必要なことなんだなってわかりました。
1人暮らしの人もいるから、生存確認にもなるか。
うちの母の口からも「友達が…」って言葉が出ると嬉しいし。
私も老後のために、お金ももちろんだけど、楽しめることと人付き合いも大切にしよ (⁎ꈍωꈍ⁎)
ズバズバ言うけど嫌味なく、可愛らしいとも思える愛子の言動。
ただ、記者会見シーンやインタビューの時の記者たちの笑いがわざとらしかったのがなんかね〜
狙いなのかな。
大して面白くないのに笑ってあげてる感がして、そこだけ微妙〜(;^_^A
「え、こんなところにこんな人が!?」という意外なというか贅沢な配役も見どころです。
佐藤愛子さんは昨年で100歳を迎えられたそうな。
うちのおばあちゃんも105歳まで元気だったし、出来ることなら最期まで楽しく笑って生きたいね!.。.:*・'(,,>᎑<,,)’・*:.。.
さて、この後は同じ品川で開催中の写真展へ〜(続きは次回)
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