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横浜市電 …書籍&DVD

2007年09月19日 16時58分09秒 | 街のこと
『今よみがえる 横浜市電の時代』が刊行されました♪                  
                
 
明治37年(1904)から昭和47年(1972)3月31日まで、横浜市民の足として活躍した「横浜市電」。昭和30年代前半をピークに、その後はモータリゼーションの発達に伴う乗客数の減少で、路線の縮小を余儀なくされ、そして全廃となりました。この写真集はそんな「横浜市電」の1960年代から72年までの往時の姿を230枚の写真で綴ったものです。
詳しい記事はヨコハマ経済新聞をご覧下さい。

1枚1枚の写真には、同じアングルから撮影された「今の横浜」の風景が添えられていて、横浜の街の変貌が示されていますので、市電の記録であると共に貴重な街の記録でもあります。道路にまだ横断歩道がなかった街の風景がとてものどかな印象です。
写真に添えられた解説は市電のこと、街のこと、当時の世相と多岐に及んでいますので、昔を知る人はもちろんのこと、知らない世代の人にも楽しめる写真集です。定価2500円(税別)

『今よみがえる 懐かしの横浜市電』 DVD版♪
                 
そして、こちらはDVD版 『今よみがえる 懐かしの横浜市電』です。DVDでは横浜の街を走る市電の姿が動画で見られるほか、新旧の対比写真の静止画の特典画像付きです。ピアノ演奏のノスタルジックなBGMが、在りし日の市電の姿をさらに情感豊かなものにしています。このBGMは武相高校鉄道研究同好会の顧問で音楽教師である山田京一教諭の作曲・演奏によるものです。定価1500円(税別)

この写真集・DVDは鉄道写真愛好家の天野洋一氏と武相高校鉄道研究同好会による労作です。自費製作のため有隣堂のみの扱いになります。

 
        
上の画像は市電全盛時代の昭和30年代の当店店主のものです。子供の頃は、市電の線路に釘を置き、市電がひいてペチャンコになった釘をナイフ代わりにし、それで木を削って模型を作ったりして遊んでいました。大人に「市電が脱線するからやってはいけない」と注意されても、当時の子供はその遊びに熱中していたそうです。市電が生活に密着していた時代を物語るエピソードです。


9月23日(日)に武相高校の文化祭で「横浜市電」の写真展示があります。詳しくはコチラでご確認下さい。

この記事を書くにあたり武相高校鉄道研究同好会・顧問の山田京一先生にご協力いただきました。ここに厚く御礼申し上げます。

    
                


コメント (6)
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