横濱・櫻木町コティベーカリーぶろぐ

街のこと店のこと今昔物語

箱根 環翆楼の「仏蘭西コティー」

2014年09月15日 09時11分01秒 | 神奈川のこと



神奈川県箱根・塔ノ沢温泉の 環翆楼
慶長19年(1614年)から続く400年の歴史を持つ老舗旅館です。
【現在の建物は、大正8年(1919年)改築】

水戸光圀、皇女和宮、篤姫、伊藤博文、など
歴史上の人物が多く宿泊しています。
館名は伊藤博文が館のために作った漢詩からとられています。

特に皇女和宮は、
病気療養でここに静養中に亡くなっているので
環翆楼が終焉の地になりました。
館内に展示されている遺品です。

と~~~ても広い大広間「神代閣」\(^o^)/

天井は神代杉で作られています。
神代杉は、樹齢100年以上の杉が
地中や水中に1000年以上埋もれていた木材のことで
箱根山中で発見されたそうです。


廊下に並んだ沢山の火鉢!
暖房設備のない時代は
こんな小さい火鉢で暖をとったのですね~



館内を探検していると、時間に磨かれた階段の踊り場に
このような広告入りの鏡を発見しました!


近寄って見ると、なんと仏蘭西コティーの名が!!!!!

大正から昭和にかけて一世風靡した
フランスの香水・化粧品メーカーCOTYの広告でした\(^o^)/
質の良い粉白粉は大変に人気があったそうです。

よくよく見ると鏡にシールの様なものが貼られています。
いたずらで貼られたものかと、よくよく見ると
ラリックデザイン、パウダーコンパクトのパッケージ写真でした!!!!!!!

【参考】このコンパクトについては、
 柏林堂さんのブログ に詳しい解説が掲載されています。

塔ノ沢 環翆楼は小田急ロマンスカー最新CM に登場しています。 






             
横浜桜木町シベリアのコテイベーカリーHP  

最新の画像もっと見る