これは昭和30年代の当店の画像です。
アイスクリームケースの横にジュースの自動販売機
『噴水ジュース』が置いてあります。
この噴水型のジュース自販機は、当時一世を風靡し
動物園、遊園地、デパートの屋上など
子供の大好きな場所には必ず設置されていました。
構造はこのようになっていました。
まず紙コップホルダーから紙コップを取り出し
ジュース出口に置き、10円を投入すると
自動的にジュースが注がれます。
今でも紙コップ式の自販機は見られますが
大きなガラスドームにジュースが
こんこんと湧きだす様は
子供にとって夢のあるものでした。
永遠にジュースの湧く機械のように見え
家にこれがあったら
好きなだけジュースが飲めるのに!と思ったものでした(笑)
子供の憧れだった噴水ジュースも
昭和40年に入るとで瓶・缶入りの自販機へと移行し
役目を終えることになりました。
横浜桜木町シベリアのコテイベーカリーHP