な~んにもない

もう、わけわからんわ。

木の精

2024-03-25 07:58:13 | 小太り爺さん
近所の老木にも膨らみ始めた蕾が出始めた

枯れたように見えている木も、腐ることなく生きている。



節くれだった幹はひび割れ、枝と言う多くの枝も切られてしまっている。

「正しい幹の在り方、正しい枝ぶり」そんな言葉に腕を掴まれている。



この木は見た目ほど弱くはなく、あの頃の様に強くもない。

何の因果でここに根を張ったのかと眺めていた。



増えていく背負う荷物。

傍目には無様であっても、多くの人は気にしちゃいない。

担ぐ姿はきっとこの木の様に力強い。

木陰に入りひとり荷物を降ろすとき、成長の証として身を助ける道具ぐらいには、役立てる知恵もついているさ。