目の前の事ばかりに夢中になると
段取りを追う反応意識が強くなり
思いという奴は過去へも未来へもあまり伸びずに
淀み萎んで片隅へ追いやられている
そんな時は自然観察
枯木に水をやる感覚
もっとつまんない奴へとなるのを怖れず
梅雨前線の北上を目前に控え
空を見上げれば
カラスがより活発に活動している。
少し視線を落とせば
文字通り燕返しで
空を忙しく舞っているツバメ。
更に視線を落とせば
待ちきれない様子で
紫陽花が集団で咲き誇っている。
次なる世代や次の季節へと
生き抜く為に行われるひたむきな生の営みは
時に食うか食われるかの関係を孕む
同じ種でも食うか食われるかをやるが、
ひとも彼等と同じ自然物の一員なんだ
という道理を感覚としてイメージしてみたくなった。
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