あれから一年が過ぎようとしている。
田舎でのお付き合いは、新たな人との交流もすくなく、ほどけつつあるのを感じる。
今住んでいる街中でのお付き合いはどうなのだろうかなぁ。
遠くから駆けつけてくれた親戚の方もあった。
いとこの方やそのご両親。
幼いころの密度を思い起こせば、ほどけつつある感じがする。
お陰様で、薄くなりつつもつながってくださっている方々の支えがあって法要を終えることができた。
不手際が散見される非日常を演出し共有することは疲れることでもある。
幸か不幸か法要に詳し過ぎる方も減っているのだから、ほどけて拡散していく方向へ向かっているのだろうなぁ。
ご住職に相談しながら流れを考えたのだけれど、
最近は田舎でも家で法事をするところが減って、業者が演出する簡素な儀式が増えているから
お気を楽に進めてくださいとアドバイスをいただいた。
それでも、田舎の方々と話をしていると人付き合いや個人情報の濃さを感じる。
普段はそこで暮らしていないのだから、当然その末席に加えていただく立場にある。
景色を眺めるように、そこで感じる風にただ任せて役割を生きるというのかなぁ。
いつも邪魔に感じる私情との摩擦をここでは減らして行けたらなぁ。
ほどけるに任せて。
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