昨夜はひとり呑んだ。
一杯目のビールも期待していたほど美味しくはなかった。
頭はウェルカムだったけれど、身体はそうでもなかったのだろう。
矛盾とトラブルの海の中、忘れたいことばかりが笑顔でやって来る。
それでもこの種の仕事を続けている人間には、それぞれが人知れず背負っているものがある。
同じ絶滅危惧職の先輩が業界を離れると聞いて、新たな出発に祝杯を挙げた。
やりきれなさと不安・絶望の霧の中、やっぱり一人静かにすべてを担がなければならなくなった時に
誰よりも早く励ましと元気をくださった。
そんな方がいよいよ戦線離脱を決意したという。
仕事上不便が発生するし、商権に関わる損失も覚悟せねばならない上に、やらねばならないことが更に増える。
人の心配をしている場合ではないんだけれど、何とも言えない時空に入り込んだ。
戦いは終わらない。
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