「雨漏り修理、防水工事」職人魂の防水屋、職人社長安藤のblog

雨漏り診断士、1級防水技能士、2級建築施工管理技士の有資格者である職人社長安藤の「雨漏り修理・防水工事」に関するblog

雨漏りの診断・調査、雨漏り修理、そして一ヵ月後の笑顔

2008-12-08 12:24:09 | 雨漏り調査・診断・修理・防水工事
エコの実践を楽しんでいる職人社長の安藤です。

・・・・・
既に防水工事が終わって一月近く経ったと思います。
杉並区のお客様は、ずっと雨漏りに悩まされていました。
最初に伺ったのは、二ヶ月前、雨漏りがしている和室を案内してもらい、調査させていただきました。


天井からの雨漏り、壁を伝わって床へ・・・
それはもうすごいことになっていました。
この部屋はもちろん使用不可の立ち入り禁止状態です。
・・・・・(凄すぎた。)


次に原因があると思われるこの部屋の上のバルコニーを拝見させていただきました。
ぱっと見は、普通のバルコニーですが、よく見るとちょっと気になる箇所もありました。
バルコニーの床にはタイルが貼ってあって、この下にある防水層の状態の確認はできません。


雨漏りの調査・診断をしたところ、やはりバルコニーに新たな防水をする以外方法がないことがわかりました。

見積もりをする時に、僕がまず考えるのは・・・
①この現場に適した防水材・工法は何か。
(この時点では金額ではなく、適した防水・工法を選びます。
*高い材料だから良いという考えは僕の中にはありません。
現場の状況に適した防水材料・工法が、結果的には安い金額になることがよくあります。)


②10年の防水保証書を発行し、お客様に安心してもらう=10年の防水保証書を発行する以上、僕も安心できる防水工事をする。

*10年の防水保証書とは、このような意味があります。
なぜならば、保証書に個人の実印を押しているようなものだからです。


③次に金額を出しますが、僕の出す見積もりは最初から安く抑えた金額です。
(高い見積書を提出して値引く、というやり方は僕の見積もりのやり方ではありません。


最近、こんなケースがありました。
ある業者の見積もりです。
屋根の面積が広い場合、防水工事金額はかなりのまとまった金額になります。お客様から値引きの話が出れば、何十万も値引く・・・なんて、おかしな話です。

だいたい正直じゃありません。
値引きの話が出なければ、何十万も余計に利益が出るわけですから。
このやり方は、お客さんのことを第一に考えた見積もりではありません。

もしも、自分が防水工事を頼む側だとしたら、・・・それはないだろう、と思うことでしょう。


・・・・・
防水工事が終わって杉並のお客様は、丁寧にきれいに仕上げてくれたと言って、とても満足してくださいました。

工事が終わって、防水保証書、工事写真と請求書を渡した時のお客さんの笑顔、満足してくれたその笑顔を見る為に僕は雨漏り修理の仕事をしているようなものです。


見積もり金額も、防水工事も「正直」が一番です。
そこには、嘘がないからです。

高い見積もりを出して余計に出た利益は、いずれ信用を失った上で、消えてしまう泡のようなものだと思います。

僕の雨漏り修理に対する情熱、そして○○がつくほどの「正直さ」、これが僕の仕事の仕方です。



それでは、また。