じん肺遺族補償不支給取消訴訟控訴審ニュース NO⑭ 2022年3月8日
発行責任者 建交労長崎県本部 執行委員長 中里研哉
国が上告を断念・・「やっと春が来ました」遺族原告4人の勝利が確定しました‼
2016年5月31日長崎地裁に提訴された「じん肺遺族労災遺族補償不支給取消訴訟」は、国が上告を断念し、本日勝利が確定しました。
ご支援いただきました、全国の皆さまに心から感謝申し上げます。
行政訴訟としては異例の4人が同時に取消しを求めた裁判でしたが、故Y医師の宿題を引き継がれたF医師と経験豊かな弁護団のお陰で勝利することができました。
改めて感謝申し上げます。
Iさん
去年長崎地裁で認められたのに2週間後、国は上訴してきました。そのこともあって、福岡高裁で認められた日から今日まで不安の日々でした。正直まだ信じられません。あまりにも長い8年間でした。私たちがやってこられたのも弁護士の先生方、F先生、支援してくださった皆様のお陰です。同じように苦しんでいる人たちのために頑張ります。
Kさん
今日はとても長い一日でした。長崎大学病院の主治医の死亡診断書通り(じん肺の急性増悪)認めて欲しいと思い続けてきました。やっと認められたことを主人に報告します。弁護団の先生、F先生、そして全国の皆さんありがとうございました。天国の夫に報告しました。
Uさん
これまでの長い闘いの中、背中を押してくださった仲間の皆様、弁護士の先生方、F先生、支援してしてくださった全国の皆さまへ感謝申し上げます。主人の霊前にも嬉しい報告ができました。これからは、同じ経験をしている仲間を支援していきます。
Nさん
体調も悪く、福岡の裁判所には息子に行ってもらいました。大変な調査をされ頑張っていただいた弁護団の先生、コロナの時期にもかかわらず東京から来ていただいたF先生、本当にありありがとうございました。裁判を支えてくださった全国の皆さまには深く感謝申し上げます。