ハンドルを守れ! 2013年5月13日 №2 発行:おおとり・光洋支援共闘会議
連絡先:建交労長崎県本部(長崎市恵美須町7-19danビル2F ℡:095-801-8800)
会社廃業は「組合ができたから」と椎山会長
建交労おおとり運送分会は5月13日、松浦市内で親会社である鷹島建設会長の椎山賢治氏(松浦市議)と話し合い、椎山会長は、「会社をつぶす理由は、組合ができたから」と組合を嫌悪しての不合理な廃業であることを明言しました。会社の土地もすでに売却しておりながら、「従業員の雇用については自分にも責任がある」と述べました。分会は、労働者の雇用と生活が保障されるまではたたかいを継続することを伝えました。
分会は午後には佐世保市役所を訪れ、椎山会長との話し合いの内容を佐世保市副市長との面会を約束してきました。事業継続への働きかけや労働者の再就職にあたっての相談窓口の開設などを要請する予定です。
教訓となるたたかいを作っていこう
おおとり分会と光洋分会の廃業問題について、5月12日建交労九州地方協議会(松田康幸議長)は対策会議を開催。会議には九州各県の建交労、赤羽中央本部書記長、長崎県労連、長崎県生公連が出席しました。
これまでの活動から、おおとり運送の仲間たちはベテランから若い人へと技術が伝承され、「おおおり運送」に誇りをもって働き、仕事を通して地域から信頼されている労働者であることがよくわかります。宣伝行動に出れば、分会員みんながマイクをにぎって訴え、一人ひとりがたたかいの主体となっています。
対策会議では、無責任な経営者による安易な解雇や企業閉鎖を許さないたたかいの教訓となる運動をつくっていこうと決意し、全力で支援していくことを確認しました。
光洋分会については当面団体交渉の継続を確認しました。
おおとり運送支援会議に多くのみなさんのご参加をお願いします!
これまで逃げ回っていた椎山会長との面談が実現したことで、おおとり運送分会のたたかいは新たな局面を迎えています。地域から、全国からの支援の広がりが重要になっています。
5月14日(火)午後6時30分より、「おおとり運送支援会議」を開催しますので、各組合からのご出席をお願いします。(会場:おおとり運送)