建交労長崎県本部

全日本建設交運一般労働組合(略称:建交労)長崎県本部のブログです。
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ハンドルを守れ!第37号

2013年07月24日 15時16分19秒 | ハンドルを守れ
ハンドルを守れ!
2013年7月24日 第37号 発行:おおとり・光洋支援共闘会議

仮処分の第1回審尋期日開かれる
 7月22日、「地位保全と賃金支払い」仮処分命令申立の第1回審尋期日が長崎地裁佐世保支部で開かれ、組合から5人と熊谷弁護士、鷹島建設からは椎山伸広専務と代理人弁護士2名が出席。終了後におおとり運送で報告会が開かれ、熊谷弁護士から期日の内容が報告されました。

「帳簿、鍵、通帳、車を渡せ」と鷹島建設が要求
相手は和解による解決に応じる用意があると述べたが、金額は出ていない。当方は未払賃金、未払退職金以外に1年分、最低でも半年分の解決金を求めた。
相手は経理帳簿、鍵、通帳、車を貰いたいと主張したが、書類や鍵を渡す要求に載る必要はない。渡せば占拠の意味がなくなる。車を売りたければ評価人を来させて組合員の立会いでみせる。マンションを建てる側が立ち退きを迫っているが、巻き込んでの和解はしたくないのだと感じた。

宣伝で世論を味方につけることが早期解決の決め手
組合員からの「土地の所有者から立ち退き裁判をおこされるとか、損害賠償を求められることはないのか」との質問に熊谷弁護士は、「占有は個人的にやっているわけではない。組合活動としてやっている。土地購入者はここで運送業をおこない、従業員がいることを知っていた。こういう事態が起きることは想定できる状態で土地を購入した。不当労働行為を共謀してやっている共同不法行為であると裁判所では主張した。金銭請求はしてくると思うが、困窮している人に請求して意味があるのか。脅しである」と答え、さらに「和解できると安心すると足をすくわれる。きびしい見方をしたほうがいい。さらに宣伝活動を強めて世論を味方につけることが解決の時期、金額を決める」と強調しました。
  次回(第2回審尋期日) 8月1日 13:30~
第1回審尋期日でのやり取りを受けて、会社側に提出した組合側の「回答書」を次ページに紹介しますので、ご覧ください。

今週の募金・署名の宣伝行動

7月27日(土)13:00~15:00 佐世保市・島瀬公園前
猛暑の中ですが応援をお願いします。(飲み物とタオルをご持参ください)

夜の泊まり込みの支援をお願いします!
★金曜日・土曜日の泊り込み(それ以外の曜日でも助かります)
時間:夜10時~朝6時(22:00~24:00、24:00~2:00、2:00~4:00、4:00~6:00の間、一人ずつ起きて門番をする。それ以外の時間は寝る。)
◎前日までにおおとり運送に電話で連絡し、当日は夜9時半頃までに到着してください。
食材の支援もお願いします!(お米、インスタント食品、野菜、飲み物など)


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