建交労九州支部長崎分会の第16回定期大会が11月11日、組合員と執行部含め140名が出席し長崎商工会館ホールで開催されました。
先ず、山口等副分会長が開会あいさつを行い、昨年の大会以降亡くなった14人の仲間への黙とうを呼び掛け、議長団を提案しました。引き続き、楠本秋利分会長が執行部を代表してあいさつし、この間戦争法案を廃案にするために昼休みデモなどに奮闘してきたことと、来る参議院選挙で、戦争法を廃止するために力を尽くそうと呼びかけました。
大会には、日本共産党長崎県員会から堀江ひとみ県議会議員と原口としひこ参議院選挙区候補が来賓として出席、堀江県議は「不要な石木ダム建設のために、地権者の土地を強制的に取り上げようとしている」ことなど県政の中で起きている問題について、原口氏は「戦争法案廃止の国民連合政府構想」について述べました。
九州支部から川路潔執行委員が先に開催した支部大会方針などを報告しました。川路執行委員は、「大分労働局の異常な労災補償行政を是正させるために、支部あげて闘い改善を勝ち取った」と述べました。
建交労長崎県本部を代表して飯田彰吾書記長が「おおとり運送分会の闘いや光洋商事の闘いに長崎分会が果たした役割などについて」報告しました。
中里研哉分会書記長が2014年度経過報告と2015年度方針を提案しました。方針は「10%増の組織拡大を全組合員が参加して成功させることと、労働者の権利を奪う立憲主義否定の政治を変えること」などです。安永鈴子書記次長が、2014年度会計報告と2015年度予算案を提案しました。
討論では3人の組合員から発言があり、トンネルじん肺根絶闘争、西日本石炭じん肺闘争を勝利しようという執行部の提案を深める討論でした。
議案の採決と役員選挙を行い、議案採決では全員の賛成ですべての議案が採択されました。役員選挙では全ての役員を信任しました。