建交労九州支部は10月20~21日熊本市の県市町村会館別館で、各分会選出の代議員29名、役員8人、傍聴1名の出席のもと第17回定期大会を開催しました。
大会は、緒方徹治執行委員長が主催者あいさつをおこなった後、日本共産党の真島省三衆議院議員、熊本県労連の楳本光男議長が来賓として出席し激励と連帯のあいさつをおこないました。また、建交労中央本部と全国労災部会を代表して及川浩事務局長、熊本県本部を代表して上山義光書記長がそれぞれ激励と情勢を語りました。
「支部大会に初めて現職の国会議員が参加するという歴史的大会になった」と緒方委員長が主催者あいさつで述べました。真島衆院議員は、「戦争法案は自公政権の暴走で通ったが、国会での闘いと国会外の闘いが政治を大きく動かした」「共産党は法案成立後、直ちに、戦争法廃止の国民連合政府を他の野党に呼び掛けた」「呼びかけに期待する声は次第に大きくなり、最近の世論調査では野党共闘を支持するが44%までなり、自公政権支持の世論と肩を並べるまでになった」と語りました。
中里書記長が総括と運動方針、井谷副委員長が決算・予算の提案をおこない質疑と討論で一日目は終了しました。
二日目は、午前9時から討論を続け、戦争法や原発、PTT問題、組合員拡大、じん肺や振動病、騒音性難聴などの認定闘争、社会復帰事業団活動、療養モラル問題など二日間で延べ16人が発言し、活発な議論がおこなわれました。
すべての議案が満場一致で採択され、各役員が選出されました。