建交労長崎県本部

全日本建設交運一般労働組合(略称:建交労)長崎県本部のブログです。
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「ハンドルを守れ!」第2号

2013年05月14日 15時05分25秒 | ハンドルを守れ


ハンドルを守れ! 2013年5月13日  №2 発行:おおとり・光洋支援共闘会議
連絡先:建交労長崎県本部(長崎市恵美須町7-19danビル2F ℡:095-801-8800)
会社廃業は「組合ができたから」と椎山会長
 建交労おおとり運送分会は5月13日、松浦市内で親会社である鷹島建設会長の椎山賢治氏(松浦市議)と話し合い、椎山会長は、「会社をつぶす理由は、組合ができたから」と組合を嫌悪しての不合理な廃業であることを明言しました。会社の土地もすでに売却しておりながら、「従業員の雇用については自分にも責任がある」と述べました。分会は、労働者の雇用と生活が保障されるまではたたかいを継続することを伝えました。
 分会は午後には佐世保市役所を訪れ、椎山会長との話し合いの内容を佐世保市副市長との面会を約束してきました。事業継続への働きかけや労働者の再就職にあたっての相談窓口の開設などを要請する予定です。

教訓となるたたかいを作っていこう
 おおとり分会と光洋分会の廃業問題について、5月12日建交労九州地方協議会(松田康幸議長)は対策会議を開催。会議には九州各県の建交労、赤羽中央本部書記長、長崎県労連、長崎県生公連が出席しました。
 これまでの活動から、おおとり運送の仲間たちはベテランから若い人へと技術が伝承され、「おおおり運送」に誇りをもって働き、仕事を通して地域から信頼されている労働者であることがよくわかります。宣伝行動に出れば、分会員みんながマイクをにぎって訴え、一人ひとりがたたかいの主体となっています。
 対策会議では、無責任な経営者による安易な解雇や企業閉鎖を許さないたたかいの教訓となる運動をつくっていこうと決意し、全力で支援していくことを確認しました。
光洋分会については当面団体交渉の継続を確認しました。

おおとり運送支援会議に多くのみなさんのご参加をお願いします!
 これまで逃げ回っていた椎山会長との面談が実現したことで、おおとり運送分会のたたかいは新たな局面を迎えています。地域から、全国からの支援の広がりが重要になっています。
 5月14日(火)午後6時30分より、「おおとり運送支援会議」を開催しますので、各組合からのご出席をお願いします。(会場:おおとり運送)


おおとり運送支援ニュースが発行されることになりました!

2013年05月14日 10時16分14秒 | ハンドルを守れ


 建交労長崎県本部合同支部おおとり運送分会の闘いを支援するため、長崎県労連の柿森喜和子さんが現場の闘いをニュースにして発行してくれることになりました!ブログにも転載させてもらいます。ニュースのタイトルは「ハンドルを守れ!」です
ハンドルを守れ! 2013年5月13日  №1 発行:おおとり・光洋支援共闘会議
連絡先:建交労長崎県本部(長崎市恵美須町7-19danビル2F ℡:095-801-8800)
親会社による身勝手な廃業は許さん職場を守ってたたかう「おおとり運送」の仲間たち!
 おおとり運送は昭和9年創業、佐世保では名の通った運送会社です。3月29日、経営悪化を理由に廃業を知らせる通知が建交労おおとり運送分会長に提示されました。しかし、おおとり運送そのものは赤字ではなく、親会社の鷹島建設(松浦市)から不要な建設車両の購入を押し付けられるなど、親会社の身勝手な経営の犠牲になっていました。
分会は4月以降、鷹島建設に再三交渉を申し入れてきましたが、鷹島建設は一貫して拒否し、面会さえしませんでした。分会は、事業と雇用の継続を求めて、佐世保市、松浦市での宣伝カー運行、チラシ配布、自治体要請、議員要請など精力的にとりくみ、4月10日には佐世保市内で「決起集会」を開催、理不尽な企業閉鎖とたたかう決意をかためました。
団結して24時間体制の職場占拠を継続
 廃業通告日の4月30日には、夕方に「雇用と生活を守れ!闘争支援集会」を開催、地域の仲間からの熱い激励を受けて、分会はそのまま職場占有に突入、現在まで職場を守り続けています。
5月2日に会社が廃業届を運輸支局に提出、5月10日には解雇予告通知が送られてきましたが、5月15日には県労働委員会のあっせんにより交渉が決定しています。
 26人の分会員は、生活不安をかかえながらも4月30日から一人も脱落することなく、交代で見張り番をしながら、要請・宣伝行動も続けてがんばっています。
 この間の自治体要請・議員要請で、地域からも「地元で愛されている老舗のおおとり運送を存続させよう」という声が広がっており、佐世保市長は会社存続をおおとり運送の野口社長に直接要請するなど、松浦市議会議員でもある鷹島建設会長には大きな圧力となっています。
建交労本部、九州地方協議会、長崎県労連も分会のたたかいをバックアップ、5月1日には、県内4か所のメーデー集会でカンパを呼び掛け、15万円を超える支援が寄せられ、分会員は「労働組合のすばらしさが少しわかった」と感激していました。
みなさんのご支援をお願いします!
 5月14日(火)18時30分より、おおとり運送支援会議(場所:おおとり運送)が開催されます。事務所当番や泊まり込み要員、宣伝行動の要員などたくさんの人手が必要です。ご支援をお願いします!


五島地区メーデーに9団体50人が参加!

2013年05月02日 14時00分48秒 | 活動報告
五島でもメーデー集会とパレードがありました。参加者は50名。9団体から参加がありました。(今年は全労働と高教組からも参加がありました)。一番多かったのは、やはり建交労の皆さんでした。五島ふれあい診療所は、診療中でしたが5名が代表参加。デイサービスの三田さんが実行委員長として、すごくいいあいさつをしました!文化会館前から商店街を通って、ふれあい診療所までパレード。写真は、ふれあい診療所前での「団結がんばろう!」です。(五島ふれあい診療所 中里博美師長のFBより転載)



この写真は、ふれあい診療所新木士朗事務長提供です

トンネルじん肺根絶長崎原告団が清水建設㈱長崎営業所に要請!

2013年05月02日 13時28分02秒 | 活動報告
 トンネルじん肺根絶長崎原告団は5月2日午後1時、清水建設㈱長崎営業所(長崎市恵美須町 フコク生命ビル4階)に「じん肺根絶に係る要請」をおこないました。要請には平野明光長崎原告団長、松田哲朗同副団長(第4陣東京地裁原告代表)中里研哉事務局長、安永鈴子事務局次長が参加しました。
 営業所の社員は「こういうことは全国で食い違いが起こらないように、本社の安全環境部が一括窓口になっている」などと要請書の受け取りにも応じたくなかったようですが、要請団が「全国の支社、営業所から本社に『現地の原告団が要請に来た』という報告が大事なのだ」「県にも要請に行くことにしている」と言うとしぶしぶ受け取りました。要請団は、トンネルじん肺根絶の闘いを記録した「いのちの絆・続いのちの絆」を手渡しました。

要請書を手渡す平野団長