芸舞妓が歌舞伎鑑賞「花街総見」
3日、3年ぶりに改装なった、京都・南座に華やかに着飾った祇園甲部の芸舞妓さんたちが、顔を揃え、年末の華やかな京都ならではの風物詩を披露しました。これは、京の花街の古くから伝わる伝統行事の一つで、歌舞伎界とゆかりが深い、京都五花街の冬の恒例行事で、芸舞妓が、歌舞伎の舞や、三味線などの芸事を学ぶ機会にしているもので、「まねき」を模した簪をさすなど、塗りなおして、朱色が鮮やかな桟敷席に座ると、会場の客席から歓声があがり、芸舞妓たちは、人気歌舞伎役者の所作や、踊りに熱心に見入っていました。