茶陶遊人の部屋

日々の日記と、お茶と地元の歴史等を発信していきます。最近はk-popにはまっている韓国好遊人です。

「それは老いてはべれば醜きぞ」!!紫式部も怒っておられますぞ!森さん!!

2021年02月16日 | Weblog
源氏物語01

「老いているから醜い」なんとも身もふたもないセリフです。これが日本を代表する古典文学の「源氏物語」の中藤壺の中宮さまがおっしゃっておれれます。今、世の中を騒がせている東京オリンピック組織委員会長森さんの辞任問題にピッタリのセリフではないでしょうか。古代中世の古典文学では、「老い=醜い」は常識でした。見た目だけではありません。更に兼好法師は「徒然草」の中でも「命が長いと恥が多い、長くとも四十にならぬうちに死ぬのが見苦しくない」{/face2_と言い、その理由として「その年頃を過ぎると容姿を恥じる気持ちもなく」「俗世をむさぼる心ばかり深く、しみじみとした感動もわからなくなっていく」と兼好さんも厳しくおっしゃっていられますね。老いると精神的にも哀えるというのです。だから物語の主人公は若い美男・美女、醜い者は悪者、老人は笑われ役、が定番ですね。森さん、いかがでしょうかご自分も労害、粗大ゴミとはご自身もよくわかってるようでしたが・・・紫式部も兼好法師も現世にいたならば、やはりこの事には森さんに「それは老い👍はべれば醜きぞ」とおっしゃったでしょうね。


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