三遊亭圓楽さん安らかに…《名シーン付き》
TBSテレビ「プレパド」では昨夜の番組で、先月30日72歳で亡くなられた落語家の三遊亭円楽師匠を追悼し、円楽さんが、これを私の辞世の句にしてくれ、と語った句を紹介しました。人気俳句ランキングでは名人初段の腕前だった円楽師匠はタイトル戦のたびに夏井いつ先生に高級和菓子を贈り、笑いを誘っておりました。
その中の句に「チーママの裾はしょりたる梅雨の夜」という句を詠み「雨の銀座」の写真の命題をみて詠んだ句が賞にはいり、うれしい顔をした画面が映り、皆の笑いを取ったり、そういえば、私の友人女性が銀座の「らん月」に務めていましたが、よく円楽師匠が銀座のママさんと食事にきていたと話をしていました。また、歌丸師匠の追悼の句として「老いてなほ色変えぬ松芸の道」と詠んだ句が夏井先生に添削され「色変えぬ松高座に通す扇子(かぜ)一本」すると円楽師匠は「これを辞世の句にしましょう」と笑いながら答えていました。円楽師匠のその場の雰囲気を読んでの明るい芸風が大好きで、よく寄席に通いましたが、今は懐かしい思い出になります。天国では歌丸師匠との二人の会話が弾んでいることでしょうね
安寧 💐💐