昨日、高校卒業の頃の歌を書いたけれど、その頃を思い出してみると、懐かしい歌がたくさんある。
この歌もその一つ、というよりは、この歌を聴くと高校生時代が蘇ってくる。あの頃は、歌が流行ると半年、一年は世の中が全てその歌になるほどだった。
クラスの皆で行った喫茶店のことも思い出すし、学校サボって映画に行ったことも浮かんでくる。
当然、好きだった女の子の顔もそうだし、甘酸っぱい気持ちまで蘇って来るのだ。
天使の誘惑 歌 黛 ジュン
好きなのに あの人はいない
話し相手は 涙だけなの
幸せは オレンジ色の
雲の流れに 流れて消えた
私の唇に 人差し指で
口づけして あきらめた人
ゴメンナサイネ あの日のことは
恋の意味さえ 知らずにいたの
砂浜で 泣きまねすると
やさしい声が 流れて来るの
思い出は オレンジ色の
雲のかなたに 浮かんでいるの
私の唇に 人さし指で
くちづけして あきらめた人
今此処に あの人がいたら
陽にやけた胸に 飛び込むでしょう
飛び込むでしょう 飛び込むでしょう
飛び込むでしょう・・・
最近は「天使の誘惑」と言うと韓国ドラマがすぐに出てくる。
しかし、僕たちにはやっぱり、黛ジュンだ。
あの頃は、街を歩いても天使の誘惑が聞こえてきたように思えた。
僕の想い出にもオレンジ色の雲が浮かんでいる。