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美しい自然とともに

検査入院二日目

2013-03-20 19:51:51 | 日記

3月15日、今日は検査の日。

いよいよ、カテーテルを体の中に入れる日だ。

 

どうということはないと、ずっと思っていた。経験のある友人からも、痛くはないとの話も聞いていた。

それなのに、当日になったら、少し不安。

 

痛くはないと言っても、僕の場合だけ何かの具合で、うまく入らなかったら痛いかもしれないとか。

同意書には、危険が100%ないわけでは無いと書いてあるし、動脈硬化で血管がもろくて途中で敗れたらどうしようとか。

血管って網の目のようになっているし、分岐しているところで違う方に行ってしまったらどうすんの?

 

そんなことばかり考えていたら、もう、検査の時間になってしまった。

昨日看護師さんが、「朝の9時からですよ」って言ってたな。 病室のそばにカテーテルの手術室があるよなことも、言っていたな。

迎へに来た看護師さんに連れられて手術室へ出発だ。

なんだ、すじ向かいの部屋、30秒もかからない。

 

中に入ると、CTやMRIのようなガッチリとした台が部屋の真ん中にある。

その周りにはレントゲンのようなパネルがぐるぐる回るようになっていた。

先生は手術着。看護師さんや技師と思える人たちは少し厚手の前掛けのような衣装で体を覆っていた。

あれはきっと中に鉛が入っていて、レントゲンを防ぐのだなと、僕は勝手に思った。本当のところはわからない。

 

台に横になると頭をベルトで固定された。

顔の周りにレントゲンのパネルが動いている。だいぶ近くに動いている。顔の前10センチぐらいの時もある。

先生が右手首のところを消毒した。脱脂綿で拭くのではない。ジャバジャバかけている。

後で終わってから見たら、アルコールでなく茶色い色がついていたのでイソジンらしかった。

 

先生が腕のところでカテーテルを送っていくと、血管を通っていくのが分かる。でも、頭の中に入る感覚はなかった。

造影剤を入れると、その部分がカーっとする。それも首から少し上ぐらいの感じで頭の中に入った感じではなかった。

頭の中って神経がないのかな。

そんなことで無事に終わった。

 

カテーテルを入れた動脈の傷も4時間ほどきつく縛っていたのだが傷口も綺麗についた。

友人はものすごくきつく縛るののでそれが大変だった、と言っていたがそれほどでもなかった。

 

縛っていたのが外れた頃に、先生が撮影した写真を持ってきて、

「手術はしなくて、まだ大丈夫ですね」と言っていた。

これを聞いた妻は僕以上に大喜びして、先生の腕をつかみ、しきりとお礼を言っていた。そして、

「あの先生、キムタクに似ているね」なんて言っていた。

僕の目にはキムタクとは似ても似つかないのだが