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家の価格の仕組み・坪単価について理解しておきましょう!

2012年10月20日 | 費用編・・・家づくりのアドバイス

 

家の価格の仕組み・坪単価について話したいとおもいます。

 


住宅を購入される場合の目安に使われる坪単価ですが、どの住宅会社でも見積の際には必ず坪単価という基本設定があります。

本来坪単価とは本体工事の総額を家の建坪で割った一坪あたりの金額をいいます。

例えば延床面積40坪の住宅を2000万円で建てた場合

本体価格2000万円÷40坪=50万円   

「坪単価50万円の家」というわけです。

この坪単価という意味合いが、どの住宅メーカーや工務店も定義が各種それぞれで統一されていませんし、どう表現しましょう!という決まりがありません・・・

ここに家を建てる方を混乱させるところだと思います。

たとえば・・・

まったく同じ建物を建てたとして・・・・

 

A社の場合は坪単価を割り出す時に
本体金額÷延床面積(建築確認上の㎡×0.3025=一坪)で坪単価を出したとしましょう。


2000万円÷40坪(延床面積)=50万円/坪

 

かたやB社の場合は・・・

 

本体金額÷施工面積(延べ床面積+玄関ポーチ・吹き抜け・ベランダの面積を含む)


2000万円÷40坪(延床面積)+玄関ポーチ1坪+吹き抜け2坪+ベランダ2坪=44.4万円/坪

となるなど、基準となる一坪の概念が様々です。



当然同じ金額を少ない面積より多くの面積で割るほうが一坪あたりの表示される価格は下がるわけで・・・坪面積あたりの基本工事に含まれている設備などが各社様々であるため、住宅購入の際に同じ坪50万円の家でも一概に比較できない原因でもあります。

よく見かけるメーカーさんなどの広告など坪45万円!安いと判断しても結局住める状態にすると坪60万円くらいになるということも多々あるのでそれだけで判断するのは危険ですね。


しかも注文住宅の場合、お客様の希望でサッシの数、使用する建材のグレード、キッチンやお風呂の大きさなどで家本体の総額が大きく変わります。

 

とにかく安くするなら水廻りのグレードを下げる、サッシを少なく、屋根を瓦棒になどすれば安くすることも可能ですが、あくまで坪単価の金額は家を建てる上での目安として考えたほうがよいと思います。

 

まずどのくらいの予算で、どの程度の大きさの家を予定していて、自分たちのこだわりたい部分は何なのかを決めて各住宅会社の見積をとると比較しやすいと思います。

(例えば、キッチンは対面キッチンが良い、リビングは広く、子供部屋はこうしたい・・・など)

だいたいの予算の目安を決めておかないで、間取りやプランなど希望通りに進めると、見積が高くなることが大半です。

これらのことから、新築住宅を見積するときには、必ず同じような床面積で同じような条件の見積をとり検討の材料にされることをお勧めします。

しかし、金額も大事な要素ですが最後は、自分の理想の家を実現するのにどれだけその会社に信頼をおいて家作りを頼めるか?の一言につきると思います。



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