淑女ワシントン号第十一ページ
解読 四月六日
戸口与六兵衛様
解説 戸口与六兵衛は、周参見代官所の代官です。(前出)
注【下の画面に続きます】
淑女ワシントン号第十二ページ(上の写真の一行目二行目)
解読 先達而、御通し有之候異国舩、須野沖へ
相見へ候由、曽根浦より三木浦へ早舩ニ而
読み方 先だって、お通しこれ有り候異国船、須野沖へ
相見へ候由、曽根浦より三木浦へ早船にて
解説 この古文書は尾鷲組大庄屋文書ですから、ここから地名は一気に 現三重県の浦名が出て来ます。
須野・・・現三重県熊野市須野町。 曽根浦・・・現尾鷲市曽根町。 三木浦・・・現尾鷲市三木浦町。 「早舩」の「早」は前出。形で覚える字です。