宝満山研究会(山岳宗教遺跡の保全と研究)

大宰府の北東に聳える宝満山の歴史的価値を掘り起こし、山の保全を考える会です。

竈門神社の水鏡

2007-06-22 | Weblog
明日は例会の日です。

日時 6月23日 土曜日 13:00から
場所 太宰府天満宮 崇敬者会館(本殿北側)
発表 
 1 有智山城跡の草刈について(経過報告)
 2 下高大輔(太宰府市教育委員会)
   「有智山城跡について」

 下高さんは関西で織豊期の城郭研究をしてこられた経緯があり、
全国的な視野から有智山城についてコメントいただけると思います。
宝満山頂の南東の愛岳山にある升形城、北東の頭巾山にある
頭巾山城についても踏査されており
戦国時代の宝満山についても興味ある話題です。

三郡縦走路から頭巾山への分岐

 また、先日おこなわれたトイレシンポ
(山中のトイレ設置を考える集会)の
参加報告もあるようです。


 また、同日に太宰府市国分にある文化ふれあい館で
太宰府市市民遺産展がオープンします。
 この展示で太宰府でかつておこなわれた
「雨乞い」に関する展示が予定されており
その中で竈門神社宝物の「水鏡」が展示される予定です。
渇水時には宝満でも祈祷がおこなわれ
どうしても降雨が無いときには奥の手の秘術として
その水鏡を座主が抱いて山中にある「獅子の滝」に
入ったとされています。

会期は7月一杯です。
参考;太宰府市HP
http://www.city.dazaifu.fukuoka.jp/bunka_h/tkurashi-f_5.jsp