宝満山研究会(山岳宗教遺跡の保全と研究)

大宰府の北東に聳える宝満山の歴史的価値を掘り起こし、山の保全を考える会です。

宝満山大護摩供2

2008-05-26 | Weblog

導師(採燈師)の護摩祈祷
護摩壇に点火されて煙が上がりだす頃
導師は印を結び護摩の作法をおこないます。


般若心経の読経
護摩壇の前に並んだ式衆は一斉に般若心経を
高らかに読経し始めます。


火天段
煙が龍の様に天に昇る様が現出します。
導師は各段に諸尊を招請します。


本尊段
護摩壇から煙と炎が立ち上り始めます。
その間に導師は檜扇で扇ぐ所作をおこないます。


諸尊段
壇から火の鳥が立ち上ります。
導師は散丈と呼ばれる二股の樫の長い杖で
護摩壇の上を右に左に加持します。

つづく・・・

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2 コメント

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さっそくの報告ありがとうございます (kunio)
2008-05-27 09:49:05
今回は所要で参観できなかったので、宝満山山伏の大護摩供、さっそくの報告ありがとうございます。昨年から装束が新になり、一段と見栄えがよくなった様に思います。今年は、なんとか天候が持ち直してよかったですね。しかし、2年前の小雨がぱらつく中、なかなか護摩壇が燃え上がらず、山伏の方たちがびしょ濡れになりながら、一心ふらんに般若心経を唱えられていたのが強く印象に残っています。
kunio
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山伏の装束 (空論)
2008-05-27 21:52:09
kunioさま
さっそくのコメントありがとうございます。装束も先達の黒衣、度衆の市松模様の鈴掛の色も赤・緑・紺ととてもカラフルになっていますね。考証されて昨年度から復興された衣装だそうですね。(http://www1.odn.ne.jp/~cee58490/homan.htm
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