先日5月7日、大分県の高崎山自然動物園で、今年最初に生まれた雌の赤ちゃんザルに、誕生直後の英国王女に因んで「シャーロット」と名づけたところ、一般市民から苦情が殺到したとの事。それに対して英国王室広報担当者は「(公式的には)あくまでもノーコメントだが、名前の付け方は所有者の自由だ。」と述べたとの事。電話やメールによる批判や抗議は、300を超えたとの事。
翌日、園を管理する市は「シャーロット」のまま変更しない事を明らかにしたとの事。
この批判や抗議からは、世間一般には権威や権力に盲従し、根拠・理由も無くそれらを崇拝・尊敬している人達が如何に多いかという事が伺える。世間の人達の、肩書きや勲章を安易に鵜呑みにしたり、権威・権力・高いステータスに迎合し媚びへつらう性質・性格が見えて来る。私には、その様な批判や抗議が起こる事自体が疑問に思えるのである。
「差別化」によって、高い地位~低い地位が存在するのである。「差別は悪い事」と言う偽善・綺麗事を言う傍ら、差別によって権威・権力を崇めているのである。つまり例を挙げれば、が存在するから天皇・皇室が存在できるわけである。
差別や偏見が生じる理由は、それを行なう人達が持っている知識に偏りがあるからである。人それぞれが幅広くバランスのとれた知識を持っているならば、偏見や差別は生まれるはずがない。しかし、世間の多くの人達が依存しているマスコミは「偏向報道」をして世間の多くの人達を洗脳し、煽り立て、世論を作って扇動する。そして世間においては、井戸端会議や風評によって拡大するわけである。
世間の人達の多くが、自分の内に基準や規範となるべきものを持っていない。その事によって、自分で捉え、考え、判断する事が出来ず、常に周囲の反応・顔色によって自分の言動を決めている。批判されるのを恐れて、常に周囲と同じ事を言い、同じ事を行なっている。右向け右と権威・権力が言うと、皆そろって右を向いている。その様にして、「多数派」に偏っているのである。その上で、「少数派」を差別するのである。
子ザル「シャーロット」抗議に見る世間の権威・権力に対する望塵之拝・旧套墨守と付和雷同の性質を見るのである。
此度の子ザルに「シャーロット」と名付けた事は、英王室という権威・権力に対する「皮肉」が利いて、とても愉快であった。どうせなら「蛇」に名付ければ良かったものと思うのであるが、蛇は動物園にはいないのでしょうか?。
※望塵之拝(ぼうじんのはい)…地位の高い人や権力のある人に、媚びへつらうこと。
※旧套墨守(きゅうとうぼくしゅ)…古くからの形式や方法をかたくなに守り、融通のきかないこと。
※付和雷同(ふわらいどう)…自分にしっかりした定見がなく他人の意見や行動に軽々しく同調すること。
本ブログ過去の関連記事↓↓
・2013/04/26付:「旧約聖書・創世記6章4節の「ネフィリム」②・・・蛇 、ダン、宇宙人、イルミナティ」
・2013/08/31付:「本日の記事「今夏の猛暑は『地球寒冷化』の前兆か?・・・10年後辺りに小氷河期の可能性」の追記・・・世界各地での今夏の異常気象、& ダン族の建てた英国」
・2013/11/05付:「福島県民に対する「棄民政策」を阻止しようとした天皇への陳情の何が悪いのか・・・万世一系では無い天皇、そもそも天皇の権威とは一体何なのか」
・2015/04/26付:「『盗撮ウイルス』によりプライバシーがネット上に公開 & ダイアナ妃暗殺」
参考記事↓↓
・2015/05/08付・神戸新聞朝刊:「サルに王女の名・・・英王室『自由』 大分の動物園は大使館に相談へ」
・2015/05/08付・神戸新聞夕刊:「『シャーロット』変更せず 大分の子ザル」
翌日、園を管理する市は「シャーロット」のまま変更しない事を明らかにしたとの事。
この批判や抗議からは、世間一般には権威や権力に盲従し、根拠・理由も無くそれらを崇拝・尊敬している人達が如何に多いかという事が伺える。世間の人達の、肩書きや勲章を安易に鵜呑みにしたり、権威・権力・高いステータスに迎合し媚びへつらう性質・性格が見えて来る。私には、その様な批判や抗議が起こる事自体が疑問に思えるのである。
「差別化」によって、高い地位~低い地位が存在するのである。「差別は悪い事」と言う偽善・綺麗事を言う傍ら、差別によって権威・権力を崇めているのである。つまり例を挙げれば、が存在するから天皇・皇室が存在できるわけである。
差別や偏見が生じる理由は、それを行なう人達が持っている知識に偏りがあるからである。人それぞれが幅広くバランスのとれた知識を持っているならば、偏見や差別は生まれるはずがない。しかし、世間の多くの人達が依存しているマスコミは「偏向報道」をして世間の多くの人達を洗脳し、煽り立て、世論を作って扇動する。そして世間においては、井戸端会議や風評によって拡大するわけである。
世間の人達の多くが、自分の内に基準や規範となるべきものを持っていない。その事によって、自分で捉え、考え、判断する事が出来ず、常に周囲の反応・顔色によって自分の言動を決めている。批判されるのを恐れて、常に周囲と同じ事を言い、同じ事を行なっている。右向け右と権威・権力が言うと、皆そろって右を向いている。その様にして、「多数派」に偏っているのである。その上で、「少数派」を差別するのである。
子ザル「シャーロット」抗議に見る世間の権威・権力に対する望塵之拝・旧套墨守と付和雷同の性質を見るのである。
此度の子ザルに「シャーロット」と名付けた事は、英王室という権威・権力に対する「皮肉」が利いて、とても愉快であった。どうせなら「蛇」に名付ければ良かったものと思うのであるが、蛇は動物園にはいないのでしょうか?。
※望塵之拝(ぼうじんのはい)…地位の高い人や権力のある人に、媚びへつらうこと。
※旧套墨守(きゅうとうぼくしゅ)…古くからの形式や方法をかたくなに守り、融通のきかないこと。
※付和雷同(ふわらいどう)…自分にしっかりした定見がなく他人の意見や行動に軽々しく同調すること。
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・2013/04/26付:「旧約聖書・創世記6章4節の「ネフィリム」②・・・蛇 、ダン、宇宙人、イルミナティ」
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・2013/11/05付:「福島県民に対する「棄民政策」を阻止しようとした天皇への陳情の何が悪いのか・・・万世一系では無い天皇、そもそも天皇の権威とは一体何なのか」
・2015/04/26付:「『盗撮ウイルス』によりプライバシーがネット上に公開 & ダイアナ妃暗殺」
参考記事↓↓
・2015/05/08付・神戸新聞朝刊:「サルに王女の名・・・英王室『自由』 大分の動物園は大使館に相談へ」
・2015/05/08付・神戸新聞夕刊:「『シャーロット』変更せず 大分の子ザル」