狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

多くの失敗と後悔から得た考え方・捉え方・共感を持つ私が、独り静かに黙想、祈り、悔い改め、常識に囚われず根拠を問う。

「無教会主義」の内村鑑三氏は「自立」「独立」を勧めた・・・「単独者」として絶対者・創造主を仰ぐ

2016-04-17 21:17:22 | 宗教組織
 キリスト者で思想家の内村鑑三氏「独立」を重んじ、、自分の弟子達に向かってそれを勧めた。
 内村氏は教会には属さない「無教会主義」を唱えていた。教会と言う組織の教えでは無く、聖書を自分で直接読み、そこから学ぶ事を勧めた。デンマークにおいて教会の組織的教義の行いを批判していた哲学者・思想家セーレン・キェルケゴール氏の、単独者の立場として絶対者である創造主に向き合っていた態度・思想を、自分の先導者として捉えて見習っていた。
 人は他人を観る時、ただ単に興味本位や面白半分で観ている場合が多いが、中には管理・監視している場合も有る。しかし中には手本にして見習う為に観ている場合も有る。
 私も最初に鉄工所に入った時は、見習いであった。現場・実地で見て習い、自分で実際に行って勉強し、家では自分で買って来た本で自分で勉強し、技能・技術を習得していった。見習いして「自学自習」していたのである。
 人は「自立」「独立精神」を持つ事が大事である。その事が、本当の強さ、精神的な強さに繋がるのである。

 本ブログ過去の関連記事
  ・2012/12/26付:「『馴れ合い』『なあなあ』『かわいさ』を打破し、『真実』をもたらしたイエス・キリスト」
  ・2013/05/03付:「聖書は直接自分で読む・・・聖書のみに忠実に。映画や小説、人の解釈に惑わされないこと。」
  ・2014/01/12付:「イエス・キリストはなぜ殺されたのか・・・『革命者』イエス」
  ・2014/01/19付:「『宗教組織』による『創作』(1)・・・クリスマス、誰が勝手に12月25日と定めたのか」
  ・2014/01/19付:「『宗教組織』による『創作』(2)・・・人間マリアの『偶像』と、『懺悔室』の傲慢」 
  ・2014/04/29付:「人間が勝手に認める『聖人化』・・・神の下の平等に反する階級制度」
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  ・2015/01/02付:「プロテスタント教会は抗議せず世間や権力に迎合している・・・『平和』や『愛』の言葉による麻痺」
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国民主権は国を滅ぼす・・・裁判員裁判、選挙権、民主主義、人権、個人主義、低俗な世論に動揺する国家

2016-04-17 21:12:39 | 憲法改正
 先日、女児誘拐殺害の「裁判員裁判」にて死刑判決が下された。
 その犯罪内容は、勿論死刑に値するだけの残虐非道性が在ったものである。しかし、この裁判員制度には問題がある。
 裁判員に選ばれた一般市民は法律の知識もろくに持たない完全な素人である。しかも、個人差はそれぞれ有ろうとも、教養や知識レベル、思考レベル、判断レベルも低いのである。その様な者達は、判断基準となる規範もろくに持っていない。個人の良識なんてものは当てにする事は出来ない。世間一般の中での、或る空気や雰囲気の下で行われている、みんなで合議した結果がいじめにも繋がったりしているのである。空気や雰囲気の中に埋没してしまい、その中で常識化しているものが正しいと思い込んだり、間違いに気付かずに流されてしまう人達が多い。素人の裁判員達は結局のところ、自分の感情を基準にして人を裁いているに過ぎないのである。それは、間違いである。
 その感情をコントロールするのが理性である。しかし、人の頭の理性をも超越する存在が、絶対者である創造主である。世間一般の多くの人達は、他人と比べる等の「相対的」にしか判断出来ていない。しかし、その比較する相手が間違っていたり低次元であればどうなるのか。結局、その低次元に関わって、関心を持って、そのレベルに合わせてしまう事になる。そうでは無く、「絶対的」なものを基準・規範とする事が、真実に繋がっていく訳である。
 ところで、「18歳選挙権」も同じである。高校生や大学生には、選挙で投票する為の、政治についての知識もろくに持っていない。この事はその世代に限らず、歳を重ねた年長の世代にも当てはまる事である。所詮、地上波のテレビやラジオ、新聞等のマスコミの伝える、薄く浅い表層の偏向した報道に依存して、それらのみを自分の情報ソースにして理解したつもりになっており、その実、マスコミに洗脳され、思い込まされ、それによって世間一般に広まる世論は誘導・操作されているのである。選挙は投票率が低い場合には組織・団体の票によって決まるが、その場合においては、それら組織の方針が選挙結果に反映される。それら組織に属さない無党派・無所属の者達は、政治に無関心であったりそのマスコミに誘導されている事が多い。また、組織の考えも間違いが多い。よって、ろくに正しく理解出来ていない世間一般の多数派の有権者が投票する結果としての選挙結果は当てにならず、国を滅ぼす結果に繋がる恐れが有るのである。
 現在の日本国憲法で謳われている「国民主権」も同じである。ろくに物事や社会問題等について理解せず精通していない国民に主権を与える事でどうなるのであろうか。国家は国民の一時的な感情に振り回され、国民の低次元の欲望に応え迎合する事で財政破綻に至り、国家は滅びるのである。
 国民主権を肯定し、国家主権を否定している様な現在の日本国憲法は間違いである。国家主権の下、高いレベルの指導者が国民を導く姿が正しいのである。しかし、行き過ぎ・暴走を防ぐ為の歯止めは必要である為に、バランスが必要である。
 行き過ぎた人権・権利は、国民の義務の怠慢に繋がる。同様に、行き過ぎた自由や民主主義は、国民の無責任に繋がる自由の履き違えをして、恰も犯罪も自由になると勘違いする様になってしまうのである。
 また現在の日本国憲法は個人主義を重視し、国家や愛国心が蔑ろにされている。日本国民は国家に帰属するのであるが、行き過ぎた個人主義は国家の秩序を乱し、治安の不安定化にも繋がる。よって国家の憲法による秩序付けが必要になる。
 以上述べて来た様に、世間・一般大衆・国民に権利・権力を渡し委ねてしまうと、国家は滅びる結果となるのである。「自立」せずに、ろくに自分で勉強せず、知識や教養も持たず、思考・判断レベルも低い一般大衆に主権を渡す事で、この国は滅んでいくのである。

 本ブログ過去の関連記事
  ・2015/06/21付:「橋下市長は『パンとサーカス』を欲する高齢者から嫌われ大阪都構想否決・・・大衆迎合によるローマ帝国崩壊」
  ・2014/12/07付:「世間に迎合する政治家・・・『経済的繁栄にうつつを抜かし、国の大本を忘れ、・・・』」
  ・2015/01/02付:「世間に媚びずに落選・・・選挙は政治を理解していない人達が投票するもの」
  ・2015/04/05付:「個性無き立候補者達は世間に迎合し、その欲望に準じて甘言を宣伝・・・統一地方選挙前」
  ・2015/09/06付:「『世論調査』とは、マスコミによる洗脳後に行なわれる『誘導尋問』である」
  ・2015/11/29付:「精神的に自立した本当の大人は自分で勉強する・・・セックスを基準に大人と判断する世間の低レベル」
  ・2016/04/17付:「秩序・モラル・伝統・文化を破壊する保育園・・・女性解放・男女平等・LGBT・同性婚、大衆迎合、共産化」
 
 関連動画
 

YouTube:『憲法9条より怖い個人の尊重!①』久保田信之 AJER2015.8.5(3)
 

YouTube:「国民の権利義務はアメリカ流に解釈するな」2015年12月27日放送
 

YouTube:[宇野正美] なぜ古代ローマ帝国は滅亡したか
 

YouTube:【年忘れ特別対談】小堀桂一郎氏に聞く、憲法改正と日本の国柄[桜H27/12/30]
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低く暮らし、高く思う

2016-04-17 21:08:52 | 孤独・独立・自尊心
 「低く暮らし、高く思う」

 生活は飾らず質素で簡素に、思想は高貴に気高く、気骨を持ち、深く重く。
 清貧に、持たない事が却って精神的・心的に豊かになる事に繋がるということ。
 仕事の忙しさや世間の騒がしさから解放され、隠遁・隠棲・閑居して、自分の内を見、静かに暮らし黙想する。
 この様な姿勢・時を、日々、出来る限り多く持ちたいと想う今日この頃である。

 本ブログ過去の関連記事
  ・2012/12/01付:「下山・・・世間的なものの束縛からの解放で得られる幸せ・・・『下山の思想』を読んで」
  ・2012/12/20付:「天変地異、災害、無常・・・方丈記・鴨長明の生き方と、キリスト者としての生き方」
  ・2013/07/29付:「スピード・効率化の追求が、人間の思考を奪っていく」
  ・2016/04/10付:「三島由紀夫氏「檄」と世間の人達・・・レジャーやショッピングにうつつを抜かし……」
  ・2016/04/17付:「有名人の覚醒剤使用と世間の人達の欲望への依存は同じ・・・際限ない一時凌ぎ・暇つぶしからの自立の必要性」
 
 関連動画
 

YouTube:『スモール・イズ・ビューティフル①【再】』久保田信之 AJER2016.3.12(5)
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かつて9条に反対していた日本共産党の矛盾と「日本の自立」を促すトランプ氏・・・護憲は米隷従の継続

2016-04-17 21:01:03 | 憲法改正
 アメリカ次期大統領選挙において共和党からの指名争いで独走状態にいるドナルド・トランプ氏。トランプ氏は「アメリカン・ドリーム」と言う夢・ファンタジーから目覚めて格差社会に気が付いた米国の一般大衆・中流層・下層・貧困層からの支持を受けている。民主党の指名争いにおいてのバーニー・サンダース氏も同様に貧困層等から支持を得ている。
 トランプ氏は米国の国益を重視し、それ故に米国が膨大な軍事費を費やして日本の安全保障に奉仕して来た事を疑問視して、日米安保の見直しと、現在進行形で今後もその傾向に在る米国の国力衰退を念頭にしての日本の核抑止力としての核兵器所有を認める趣旨を述べた。
 この事は、今まで米国に依存して来た日本に「自立」を促すものである。戦後、「国防の義務」を米国に委ねて来た日本は真の独立した主権国家とは言えない。自由には責任が伴う事と同様、権利には義務が伴うのである。国防の義務を行わないならば、自国の権利は存在しないのである。
 しかし勿論、急に自立出来る訳が無いのである。段階を踏んで漸進的に行う必要がある。昨年の安保関連法案は、在日米軍の撤退と将来の日米安保解消への「自立」に向けたステップであったのである。
 保守というものは漸進的であり、革新は急進的である。歴史・伝統・文化やそれを基にした秩序を維持し守りながら漸進的に改革を行おうとするのが保守である。一方の革新は、いきなり伝統も文化も破壊して秩序は不安定になり、その上で独裁者が秩序付けする為に上から強制的に押さえ付けて安定を図る。かつてのユダヤによるロシア革命とその後の実験国家・共産主義ソビエト連邦がその様であった。
 日本共産党は、3年前の参議院選挙では、「アメリカの言いなりをやめよう」をスローガンに掲げて議席数を伸ばした。しかし、その一方では護憲の姿勢である。
 現在の日本国憲法は、戦後、占領軍・GHQが日本に押し付けたものである。しかも、被占領国の憲法を変える事を禁じている国際法違反である。そしてその内容は、日本を抑え込む為、二度と欧米に歯向かわない様にする為のものである。そして 戦争の放棄の章の9条においては、侵略戦争のみならず自衛戦争までも放棄させようとの意図があったのである。
 実は日本共産党は、現在の憲法を制定する事についての国会審議において、反対していたのである。しかも、9条を明確に反対していたのである。当時の日本共産党の見解は正しかったのである。ではなぜ護憲派に転じたのであろうか。それは、当時のソ連を中心とした国際コミンテルンからの指令を受け入れたからである。
 よって、現在の日本国憲法を守る事こそが、アメリカの言いなりになる事なのである。故に、日本共産党の言っている事は矛盾しているのである。その経緯を見てもいい加減さが解る訳である。
 GHQ・米国は戦後、日本国内に敵対勢力を作る事によって日本国内のまとまりを防ぎ、分断化・混乱化を目論んだ。日本共産党や日教組はその一例である。故に、戦後は修身という道徳規範を失くしたり、戦勝国史観・捏造された歴史を教える事等も併せて、国の基礎となる教育は混乱し荒廃している。欧米諸国の常套手段は国内を分裂・混乱させて消耗させた後に、漁夫の利として乗っ取る事である。アラブの春の中東地域とその流れの中に在る現在のシリア、そして東欧のウクライナは、欧米の仕業である。
 ところで前述に戻して、共和党のトランプ氏がナショナリズムである事に対し、民主党のヒラリー・クリントン氏はグローバリズムである。現在、米国内では、このナショナリズムとグローバリズムの戦いが行われている。米国の為、国益の為のナショナリズムを掲げるトランプ氏に対し、クリントン氏は世界統一政府樹立と世界支配権力の為にグローバリズムを掲げているのである。グローバリズムは世界共産化である。世界支配権力とは、ユダヤ・イルミナティ・フリーメーソンである。米国のマスコミはグローバリズムを推し進めるイルミナティの宣伝機関である為に、トランプ氏を攻撃しているのである。
 しかし米国の歴代大統領は皆、イルミナティ・フリーメーソンである。またその承認が無ければ大統領となれず存在出来なかった。ミドルネームに「フセイン」を持つバラク・フセイン・オバマ大統領の心は「イスラム」であるが、オバマ大統領の取り巻き・側近はユダヤ系ばかりである。トランプ氏が大統領になった場合、今までと同じ様に周囲から懐柔されて結局は操作されてしまうのかもしれない

 本ブログ過去の関連記事
  ・2013/06/09付:「日米安保からの『自立』が、真の『戦後レジームからの脱却』」
  ・2013/07/20付:「憲法改正による真の主権回復へ・・・日本の真の独立・自立で経済・社会・防衛等の問題の根本的解決が可能に」
  ・2013/09/05付:「原爆等の大量破壊兵器を使い続けて来た米国に媚びへつらい続ける日本・・・米国・仏国・NATOの偽善と偽旗工作、米国内で化学兵器使用証拠の捏造、日本は『自立』して『大人』になる事が必要」
  ・2013/09/06付:「先日の記事『日本は北朝鮮と同盟を結んではいかがでしょうか……』の追記・・・日本の『自立』と真のアジアの一員化」
  ・2013/09/30付:「あの『ワイマール憲法』発言は、日本が『独立』に向けた、ユダヤ・イルミナティ・フリーメーソンへの決別と対決の表明であったのか」
  ・2013/11/03付:「小泉元首相の背後にイルミナティか?・・・日本の独立と核兵器製造の阻止の為か」
  ・2014/06/09付:「維新の会の分裂の要因は核兵器製造の可否か・・・現実路線からの脱却方法は結局これしかないのか」
  ・2015/01/18付:「イルミナティ・フリーメーソンの唱える平和や愛の偽善に騙されてはいけない・・・グローバリズムの罠」
  ・2015/7/20付:「憲法解釈の適正化による安保関連法案・・・現実を見据えた危機感からの真心の政治は理性の法治を凌駕する」
  ・2015/7/20付:「安倍首相に存する吉田松陰の心・・・『至誠』『真心』による安保関連法案と悲願の憲法改正へ」
  ・2015/07/26付:「安保関連法は日本の自立・独立へのステップ:イルミナティ・フリーメーソンの宣伝機関マスコミの甘言の罠」
  ・2015/11/22付:「安倍総理も内心では、米軍が日本に駐留していることを鬱陶しく思っているものと思われる」
  ・2015/11/22付:「米国は日本の自立を阻止する為に、日本に対するストーカー行為を行なっている」
  ・2016/04/17付:「世界共産化グローバリズムを流布する宣伝機関マスコミ・・・映画『ギヴァー 記憶を注ぐ者』に見る今・未来」

 参考記事
  ・2016/03/28付・神戸新聞朝刊:トランプ氏「日韓の核保有容認」 米紙報道 在日米軍撤収にも言及
 
 関連動画
 

YouTube:安倍晋三の憲法改正論
 

YouTube:【深層、真相、心操】民主国家の則を越えたメディア、トランプ現象に見るグローバリスト達の傲岸[桜H28/3/21]
 

YouTube:【安保法制】法の施行、SEALDsの反対活動とトランプの核武装容認論[桜H28/3/29]
 

YouTube:【直言極言】日本独立自尊への悪戦苦闘と平和安保法制[桜H27/7/31]
 

YouTube:[宇野正美] 憲法改正とは日本独立である
 

YouTube:正義のカダフィ大佐は日本が自主独立憲法と国防軍を持たない事を憂えていた
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有名人の覚醒剤使用と世間の人達の欲望への依存は同じ・・・際限ない一時凌ぎ・暇つぶしからの自立の必要性

2016-04-17 20:53:09 | 社会・経済
 清原和博氏が覚せい剤の所持・使用容疑で逮捕された事について。
 覚せい剤や大麻、脱法ハーブ等は、たばこや他の処方薬や市販薬よりも度が過ぎる為に、法律で使用を禁止している。その使用によって幻覚症状を引き起こし、公共への害悪、他の犯罪へと繋がるからであり、且つその本人の精神・身体を破壊してしまうものであるからである。
 しかし、たばこはそれに比べて度が過ぎないからという理由で合法化されているが、受動喫煙等と、程度の違いは有れどもさして変わりない様に思うのであるが、かく言う私はこの世に生まれてから1度もたばこを吸った事が無い。吸いたいとも思った事が無い。
 清原氏は外から一見すると富裕で、世間・一般大衆・マスコミからの名誉を得て、高い社会的地位・ステータスに存在し、綺麗な奥さんとその間の子供がいて、傍から見る限りでは幸せそうに見えるものである。
 しかし、実際にはそうでは無かったのではないのか。実際の清原氏は日々空しく感じていたのではないのか
 傍から見ると自分の欲望を満たす事の出来そうなものを多く所有していても、清原氏の心・精神は満たされず空虚であったものと思われる。その理由として、子供の頃から一途に好きで行ってきた野球の現役活動を引退して、その清原氏にとっては巨大な空いた部分が心の中を占めて、それを埋めるべく代替するものが無かったものと思われる。清原氏にとっては、お金も、名誉も、地位も、綺麗な奥さんも、その心の空間を埋める存在では無かったものと思われるのである。
 世間の多くの人達は、何かと依存している。自分の欲望を満たす為、社会的名誉を得る為に、レジャー、ショッピング、博打、セックス、恋愛、友人、配偶者、子供、資格、学歴、会社の名前、肩書、財産、持家、車等々……。清原氏はたまたま覚せい剤に頼ったが、世間の多くの人達のしている事は清原氏とさして変わりがなく同様なのである。
 欲望の対象に接し続けても、心は「一時的に」満たされた様に感じるかもしれないが、結局は満たされていないので、頭や身体が欲望にかられるという禁断症状が出て次から次へと際限なくそれらに手を出し続けるのである。
 虚しさ、心の空白、心の寂しさから避難する為に、「一時凌ぎ」、「暇つぶし」として、それら欲望の対象を求め行っているだけなのである。
 それらに依存するという事は、それら依存しているもののの奴隷状態、つまり欲望の奴隷となってしまっているのである。
 電車等での通勤・通学時や少しの合間に、スマートフォンでゲームやメール、LINEに依存している。読書をしている人もいるが、比較すると少ないのではないか。
 文庫本は500円くらいで多く売っている。また中古の本は単行本でも安く買える。図書館に行けば無料で本を借りる事が出来る。それと比較して、世間の多くの人達は、休日にどれほどのお金を費やしているのだろうか。ちょっと出かけて飲み食いしたり遊ぶだけでも何千円、或いは何万円と金を使う。その「一瞬の暇つぶし」の為に多大な金を使って浪費して「無駄遣い」をする一方では、ワンコインで本を手に入れて何時間、何日をも読書をして、知識や教養、思考力を向上させて自分の内面・心を高める事が出来るのである。対照的である。
 読書は「自立」した行為である。読書とは自分で勉強する事である。心の空虚感を埋める一助となるのである。その中でも最大の本は「聖書」である。そして、イエス・キリストを承認して受け入れる事で、心は満たされるのである。聖書は宗教の書物ではなく、またキリスト教の経典でもない

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  ・2012/12/01付:「下山・・・世間的なものの束縛からの解放で得られる幸せ・・・『下山の思想』を読んで」
  ・2013/10/26付:「自分の『欲望の奴隷』とならずに、創造主の『御心』を知って、それに委ね従う事が必要・・・『しがみつかない生き方―『ふつうの幸せ』を手に入れる10のルール 』を読んで」
  ・2015/08/15付:「人の褒める言葉も私の心を引かず・・・『世の楽しみよ去れ 世の誉れよゆけ』」
  ・2015/11/29付:「精神的に自立した本当の大人は自分で勉強する・・・セックスを基準に大人と判断する世間の低レベル」

 関連動画
 

YouTube:【直言極言】汚濁の世に生きる[桜H27/3/27]
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秩序・モラル・伝統・文化を破壊する保育園・・・女性解放・男女平等・LGBT・同性婚、大衆迎合、共産化

2016-04-17 20:47:49 | 社会・経済
 保育園に子供を預ける事が出来ない事を腹いせにするブログが世間で反響を呼んだり、保育園を建てる事を近隣住民が騒音等を理由に反対している。
 しかし、そもそも根本的には、保育園に預けて子供を養育するという事が間違っているのである。旧来、特に日本での長い歴史上、母親自身が子供を直接養育して来た。それが日本の伝統や文化の一部分であった
 それが、近代化、進歩、民主主義、平等、自己実現、西欧・アメリカンスタイル等の名の下に、その歴史・伝統・文化やそれらを基にした秩序・道徳倫理を破壊して来ているのである。
 ウーマンリブ、フェミニズム、ジェンダーフリー等は、女性の地位向上や社会進出等の女性解放、男女平等を謳ったものだが、これらも実はその歴史・伝統・文化と秩序・道徳倫理を破壊する為のものなのである。
 完全な男女平等は有り得ない。人間それぞれに能力の差が存在する。人それぞれに個性・違いが有って当然である。スポーツ・競技においても男女区別して行われている。そもそも身体能力自体にも個人差が存在するのである。それを敢えて平等にしようとするのは、能力のある者を上から強制的に押さえつけて低いレベルに平準化し均一にするもので、それが「共産主義」なのである。逆に、低レベルの能力を高レベルに合わそうとする事は出来ないのである。その様に共産主義においては、極一部の支配者によって、世間・一般大衆の人達を均一化・平準化・奴隷化するという意味である「平等化」が行われるのである。
 家庭においても、それ故の区別・役割分担が必要である。かつての古き良き頃の日本においては、夫が外で働き、妻は家庭・子供を維持し、家事をして守っていたのである。この事は古き良きアメリカでも同様であった。
 現在進行している、LGBT(レズ・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー)の公的な承認化や同成婚の合法化も同じ事で、秩序・モラルの破壊の為に行われているものである。今から約3,500年前から書き積み重ねられて約1,900年前に完成した「聖書」は、その後1回も書き換えられた事が無く、全く不変で真実の書であり、長い歴史を有する伝統の書であるが、その聖書においてはそれらは裁き主である創造主が忌み嫌うべきもので、且つ恥ずべきものであり罪であるという事が書かれているのである。しかし、リベラル派という者達は、自由の履き違えをして、書かれてある事をそのまま受け入れようとはせず、結局は信じていない、信仰心が無いのである。
 先日には国連女性差別撤廃委員会において、日本の皇室典範における天皇の男系男子の継承を批判していたが、これも同様で、内政干渉による歴史・伝統・文化・秩序・モラルの破壊と、日本のナショナリズムを抑圧・否定して世界共産化=グローバリズムの枠組みに組み入れようとしているのである。
 離婚が増加している。これは家庭崩壊に繋がり、子供の教育・養育にも悪影響を及ばす。アメリカにおいては弁護士によって離婚が勧められているが、その弁護士が実はユダヤ人が多いのである。
 また夫婦別姓も同様であり、秩序・伝統・文化の破壊の一環で行われているのである。
 しかし客観的に見て考えてみると、日本の世間の多数派の人達は、個性や違いを排除しようとしている。常に周囲と異なっていないかを気にしながら生活している。普通が良いと思い込んでいる。故に、世間に存在している風潮・傾向・流行・空気・雰囲気に同調し付和雷同して、みんな同じ方向を見て、同じ事を口にして、同じ考えを持とうとしている。自ら均一化・平準化・無個性化という普通化・平等化・共産化を望んで行っているのである。
 因みに前に戻って一方では、保育士は自分の子供を保育園には預けずに、自分で育てている者もいる。それは、自分が働いていた保育園での嫌な事を多く目にして来て、危なくて信頼出来ず、とても養育を任せる気にならないからとの事である。裏側の事情をよく知っての判断である。
 また、保育園の設立には多額の金が必要になる。それを国や自治体が援助する事は、それらの財政を圧迫する。世間・一般大衆の欲望である、行き過ぎた福祉・医療・介護・子育て・年金・生活保障等の社会保障は国を亡ぼす結果となる。一大隆盛を誇ったローマ帝国は、「パンとサーカス」である、それら社会保障・サービス・娯楽(施設)を世間・一般大衆に迎合してばら撒く事によって財政破綻と人心の乱れと秩序・モラル破壊に繋がって崩壊したという事を教訓にすべきである。
 風潮や流行、空気、雰囲気、傾向というものは、とかく間違っている事が多い。私は、世間の人達が口裏を合わせるかの如くに同じ様な事を言っている事は間違っているのではないかと常に疑っているのである。
 そして、子育てにおいても、他に依存しない親御さんの「自立精神」が必要ではないかと思うのである。

 本ブログ過去の関連記事
  ・2013/05/11付:「古き良き伝統・文化を守りつつ、それまでの不正・矛盾・偽善等を改めて行く『バランス』が大事・・・『ハゲタカ(上・下) 』を読んで」
  ・2013/06/21付:「イルミナティ・フリーメーソンによるモラル破壊・・・フランス同性婚合法化
  ・2013/09/25付:「同性愛・同性婚の間違い(1)・・・旧約聖書・創世記『ソドムとゴモラ』」
  ・2013/09/25付:「同性愛・同性婚の間違い(2)・・・ロシア・プーチン大統領の正義と、イスラムの『旧約聖書』を基にした正しさと毅然さ & 規範・根拠を持たない日本人・世間の人」
  ・2014/04/06付:「『同性愛禁止法は合憲、インド最高裁が判決』・・・規範(真実)は永遠に変わらず」
  ・2015/01/25付:「Charlie Hebdoとテロ襲撃事件の双方の背後にCIAとモサド&フリーメイソンリー仏国のモラル不在の自由」
  ・2015/02/15付:「同性婚・同性愛は間違いである・・・規範・真実により『自由化』への規制が必要」
  ・2015/06/21付:「橋下市長は『パンとサーカス』を欲する高齢者から嫌われ大阪都構想否決・・・大衆迎合によるローマ帝国崩壊」
 
 関連動画
 

YouTube:『保育園増設礼賛の嵐に異議あり①』小坂英二 AJER2016.4.7(9)
 

YouTube:宇野正美1989_(5/14)
 

YouTube:Feminism Exposed
 

YouTube:[宇野正美] なぜ古代ローマ帝国は滅亡したか
 

YouTube:アメリカニズムを如何にせん【前半戦】2015年12月31日放送
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世界共産化グローバリズムを流布する宣伝機関マスコミ・・・映画「ギヴァー 記憶を注ぐ者」に見る今・未来

2016-04-17 04:19:07 | マスコミ
 2014年8月にアメリカで公開され日本では2015年9月に全国ロードショーされた映画「ギヴァー 記憶を注ぐ者」
 私は下記の予告編しか見ていないのだが、SFファンタジー小説の映画とされるが、その内容は中で言われている様に、近未来の事が「予告」、或いは「実行中」であるかの様な内容の様である。
 現在、世界的に世界共産化であるグローバリズム化が推奨・進行され、その先に在る世界統一政府樹立へと向かっている。その世界統一共産主義政府においての徹底した管理社会まるで理想郷であるかの様に、現在においてグローバリズムと言うものが平和や「友愛」に満ちて素晴らしいものだと言う「偽善」を宣伝機関マスコミを通して世間一般に流布されている。その準備・「前加工」として世間・一般大衆をマスコミ・教育等で過去の正しい歴史を抹消して嘘を洗脳したり、思想・思考を失くしたり、薬・ワクチンによって感情や感覚の精神や身体をコントロールしようとしている。認知症やがん等の病気は、その精神・身体操作の一部ではないのか。
 宣伝機関マスコミや日教組教育をはじめとするものは、特に日本においての長く蓄積し培ってきた歴史・伝統・文化に基づく秩序や道徳・倫理を破壊する為に、その意図に沿ったもの、無意味・堕落・快楽・淫楽、行き過ぎた男女平等及び人権等を一般大衆に刷り込んで「記憶を注いでいる」。一方に偏った「偏向報道」をして、世間の人達を一方の方向に方向付けし煽動している。
 マスコミは共産主義のユダヤ・イルミナティ・フリーメーソンの宣伝機関である。日教組も同様である。

 本ブログ過去の関連記事
  ・2013/10/07付:「権威・権力の広報として世論操作をするマスコミ・・・独立した『個人』の『反骨』が必要・・・『新聞・テレビはなぜ平気で『ウソ』をつくのか』を読んで」
  ・2014/02/23付:「今まで偏向報道を続けてきたNHKは正しい経営委員によって変わるかもしれない」
  ・2014/04/06付:「欧米・日本のマスコミにより洗脳されたロシアやイスラムへの偏見」
  ・2014/08/17付:「欧米マスコミの雑音宣伝に悩まされる露プーチン大統領と御巣鷹日航機撃墜29周年・・・ウクライナ情勢(16)」
  ・2015/01/18付:「民主党代表選挙、イルミナティ・フリーメーソンのグローバリズム vs 日本のナショナリズム」
  ・2015/01/18付:「イルミナティ・フリーメーソンの唱える平和や愛の偽善に騙されてはいけない・・・グローバリズムの罠」
  ・2015/01/25付:「民主党新代表のあからさまなサインによるグローバリズムの宣言」
  ・2015/02/22付:「グローバリズム民主党はNHKの変革を妨げようとしているのか?」
  ・2015/07/26付:「安保関連法は日本の自立・独立へのステップ:イルミナティ・フリーメーソンの宣伝機関マスコミの甘言の罠」
  ・2015/09/06付:「『世論調査』とは、マスコミによる洗脳後に行なわれる『誘導尋問』である」
  ・2015/09/06付:「安保関連法案反対派はアホである・・・『SEALDs』等の学生・主婦を扇動する共産党系、中核派、マスコミ権力」

 参考・関連動画
 

YouTube:映画『ギヴァー 記憶を注ぐ者』予告編
 

YouTube:前半 上念司、小川榮太郎、ケント・ギルバート 【放送法遵守を求める視聴者の会 記者会見】
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