"One Lord One Faith One Baptism"(「唯一の主、唯一の信仰、唯一の洗礼」)、自尊心を持つ事の大切さを説いたアレサ・フランクリン
つい先日の2018年8月16日に亡くなられたアレサ・フランクリン。その事をきっかけとして、その翌日に中古盤を購入した。
オリジナル・アルバムは1987年に発表され、そのタイトルは「One Lord One Faith One Baptism」(「唯一の主、唯一の信仰、唯一の洗礼」)。ゴスペル・ライヴを収録したアルバム(日本語タイトル「ゴスペル・ライブ」)。
僕は音楽やエンターテインメントに関しては余り詳しく無いので、アレサ・フランクリンに関しても解らない。新聞やインターネットの記事を参考にすると、牧師の父親とゴスペル歌手の母親の下に生まれ、幼い頃から父親の教会でゴスペルを歌っていたとの事。プロとしてデビューしてから数年後に移籍し、それからゴスペル感覚を前面に出していったという。その翌年にはシングル曲「Respect」(「リスペクト」)が全米チャートで1位となった。
その「Respect」は、当時、黒人差別反対等の公民権運動や、女性の権利向上を訴えるフェミニズム運動等で大いに取り上げられ、アレサ・フランクリンはそれらに貢献されたという。「Respect」は、差別され、虐げられている人々に対し、自尊心、誇り、自信を持つ事の大切さを説き訴えたという。
マイノリティである事を自分自身で素直に認めている僕はその事に共感すると共に、僕がキリスト者(クリスチャン)である事から、純粋に購入してみようと思った次第である。
但し僕は、周囲一般と異なり違う存在であるマイノリティである事を恥ずかしく思わず、却って「希少価値」が有るものと思い、自分を信じて他人・世間を疑い(「自信」であり、決して「他信」では無い)、「独立自尊の精神」を掲げ、この神様に与えられた「個性」を「神様からの恵み」と捉える事で感謝している。
生き方、考え方、行動、主張等が世間一般と同じであるのが、果たして値打ちが有るものであろうか?。周囲と同じで自分の哲学の無い事こそ恥ずかしい事ではないであろうか?。
「One Lord, One Faith, One Baptism」
Aretha Franklin、1987年
(日本語タイトル「ゴスペル・ライブ」)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます