民進党が分裂した結果の一つとして立憲民主党が立ち上げられ、今回の第48回衆議院議員選挙では唯一、議席を増やされた。日本共産党は共産主義、「極左」であり、社会民主党は旧民主党に吸収合併された後の残りで殆ど壊滅状態、自由党は旧民主党から弾き出される形で極少数という事で、且つ今回は小沢一郎氏が政権交代を目論んで野合に合流しようとしてか無所属で出ていた事もあって比例代表に無かった事もあり、衆議院に於いての民進党が崩壊した後の左派系・リベラル系の受け皿としての唯一の党という事もあって、改選前よりも議席を大きく伸ばされたものと思われる。議員の就職先としてだけでは無く、マスコミは総じて左派・リベラル・グローバリズムであり、一般国民の中にもその様な人達が多く存在している事は確かである。
しかしこの度の第48回衆議院選挙の結果を見ると、明らかに保守・改憲派の国民が多い事が明らかになったと言える。各メディアの世論調査が出されて内閣支持率や改憲支持か等が問われた結果が発表されてはいるが、対象調査数はせいぜい千~二千程の極少数である。それに対してインターネットの世論調査の回答数は数万~十数万と桁が異なる。メディアのイデオロギーや報道姿勢も調査結果には反映されている為に、ニコニコ等のインターネット、読売新聞や産経新聞、日本経済新聞・テレビ東京は比較的保守系である為に現内閣や自民党への指示率はやや高めになる傾向があるが、その他の新聞や地上波テレビはその支持率は低めとなる事が多い。一方で、この度の「選挙による世論調査」は三千万弱の回答数と、更に桁外れに大きく異なっている。組織票が存在しようとも、比例代表における各党の得票数は、実際にその調査結果として表された数値としては、最も当てになるものと言える。
その比例代表の得票数を見ると、自民党は1,850万強で得票率は33%強、その他、立憲民主党は1,100万強で20%弱、希望の党が960万強で17%強、公明党は700万弱・12%半、日本共産党は440万強・8%弱、日本維新の会は340万弱・6%強、社会民主党は94万・1%半、等となっている。保守・改憲派とされる自民・公明・日本のこころ・希望・維新・新党大地・幸福実現党を併せると得票率は70.3%、革新リベラル・護憲とされる立憲民主・共産・社民の合計は29.5%とほぼ7:3となり、獲得議席数だけでは無く得票数も改憲発議に必要な2/3を超えている。但し、「公明党はタヌキ」である。ここに来て改憲には国民のどうのこうの等と茶々を入れて、改憲への勢いを削ごうとしている。その公明党の母体、創価学会の組織票700万票は固くて大きく、自民党もなかなか手放す事が難しい。しかしそれを抱え込む事によって、党内のリベラル派のみならずで自家中毒に陥りかねない。もしも公明党がリベラル・護憲派に回るとすると、得票率の改憲派対護憲派は57.8%対42.0%、となってしまうが、それでも過半数は超えている。公明党が2/3以上でないと等とぬかしておられるのは、自民党への牽制もあるのであろうか。外国・朝鮮との繋がりも指摘されている創価学会は、厄介になりそうである。
立憲民主党の枝野幸男代表は、議席数を伸ばす選挙結果を重視するのでは無く、自身の理念・政策を曲げずに野合を拒否した事は、大いに評価されるべきものであると思う。その事は、リベラル系を拒否した小池百合子・前希望の党代表にも同じく言えると思う。両代表ともその態度・姿勢は非常に正しかったと、私は思う。一方、希望の党の所属議員の内の一部や、マスコミ、世間一般大衆は、結果が悪いとバッシングして叩きのめす。立憲民主は結果が良かったので枝野氏に対してはそれが起こっていないが、小池氏に対しては「一時的に」ひどい状態に見える。改選前、森友・加計問題で濡れ衣を着せられてマスコミや野党から叩かれていた安倍晋三首相がかわいそうに思えたものだが、今は小池氏がかわいそうに思えて来る。いつも、どんな時でも、世間やマスコミは結果次第で騒ぐいい加減で無責任な輩が多いものであり、同様な境遇を持って来た私は、その様な事に対して共感し同情する。
左派・リベラル系の方々は、総体的に見て優しい人が多い様に思える。貧困者、障がい者、患者、お年寄り、女性、子供、個性的な者、性的少数者等と、社会福祉や基本的人権、社会的弱者、少数派を重視しておられる様に思う。その為、道徳性や理想も高く、そういう面において人間的に良い人が多い様にも思える。但し、共産主義や極左等は暴力革命、過激派等となる為に、それらには当てはまらない。
しかし、事実は事実として、また現実は現実として、素直に認めなければならないと思う。リベラル・左派系の人達は、歴史認識が間違っている。歴史認識は国の根幹に関わるものであり、日本が戦前に悪い事を行って来たと洗脳されて思い込み自虐史観を持っていると、日本人としての自尊心が生じる事は無く、日本人としてのアイデンティティに誇りを感じる事も無い。そして本当の歴史を失くすだけでは無く、その真実の歴史を土台として長い年数を通して築き上げられて来た伝統・文化も失ってしまう事に繋がる。土台が崩れれば、その上のものは崩壊するのである。そしてグローバリズムによって、世界で最も長い歴史を持ち一朝を貫いて来た日本の独特の国体、国のかたちは失くなって、国は滅びるのである。日本という国が日本の個性を失ったら、他と同じになってしまったら、それは最早、日本ではなくなるのである。日本は、特に近現代史における戦前と戦時中、勿論100%正しかった訳では無いが、悪い事をしたのは少数で、殆ど人道的で正しかったのである。リベラルのジャーナリスト、田原総一朗氏も推薦する、李登輝・元台湾総統が著された「武士道解題」の精神、アウフヘーベンした「キリスト武士道」精神を持っていたのである。日本は第一次大戦後、国連に人種差別撤廃法案を世界で初めて提出した。日韓併合後、近代化・インフラ整備をする為に日本から投資するばかり、与えるばかりで、内地の収支は却って赤字であった。大東亜戦争では、アジア・アフリカで事実上、唯一独立していたと言っても良い日本は、白人至上主義の欧米に搾取・隷属されて植民地にされていた国々を解放した。日本の韓国と台湾、南洋諸島の統治は、欧米のそれとは内容的に全く異なっており、現地の人々からは感謝されていたのである。それらの事を、証拠写真等のの一次資料を用いた本やインターネットの文献で勉強された方が良いものと思われる。従軍慰安婦の日本軍による強制が無かった事と、南京大虐殺が無かった事は、最早当たり前である。
人権に関しても、それを盾に言論封殺が行われる恐れが有る。勿論、極右や極左が行っている極端なヘイトスピーチは間違いである。人権団体を装う悪徳組織、朝鮮人を構成員としている似非右翼による迷惑行為や自作自演の演出。また、外国人参政権も、国を破壊するもので勿論間違いである。フェミニズムやジェンダーフリー、男女平等も間違いである、各人にはそれぞれに役割と分担があり、区別されるべきものである。完全な平等は有り得ない。更に、同性愛や同性婚、LGBTQも間違いである。
枝野氏は自身の事を「保守」と言い、「漸進的」に物事を進めるとおっしゃっておられる。おっしゃる通り、「保守」は頑なに守り続けて変えないのでは無く、「漸進的に」改革を行うものである。その事は正しい。逆に、左翼・共産主義の「革命」は、「急進的」に一気に変えてしまおうとする。また、リベラルは「進歩的」である。しかし未来永劫、決して変えてはならないものも存在する。そのひとつは、日本の国体であり、その柱となっている天皇と皇室である。日本は世界で最も長く、千数百年から二千数百年もの間、例外として南北朝の時期は有ったものの、一つの朝廷が一貫して続いて来たのである。この1点だけを見ても、日本という国が如何に非常に希で独特の個性を持っているのかが解るのである。天皇の根拠は「血統」であり、「男系男子」は変えてはならないものである。その「男系男子」から外れた血統、母系天皇とした場合は、それは最早「偽者」であり、日本の国体は崩れていく。女系天皇は間違いであるが、一方、独身で且つ未婚で子がおらず、一時的に緊急措置としての女性天皇は正しい。そして勿論、女系宮家も間違いである。戦後直ぐに占領軍GHQによって廃止された旧宮家を皇室に戻すか、皇室典範の第9条を変えて旧宮家からの養子を取れる様にするべきである。民間・一般人になってはいるものの、幼い頃からの躾や教育等によって、問題は無くなる。とにかく何よりも、天皇の根拠は「血統」である。故に「男系男子の血統」は守らなければならないのである。そして、創造主である神の選民であるユダヤの祭司も3,500年間「男系男子」を守り続けており、天皇も最も上に立つ大祭祀であり、同じ血統なのである。
また軍事、経済、食料、保健、環境等の安全保障においても、理想や夢、希望を持つ事は大事であるが、そちらに偏る事は間違いである。理想と現実とのバランス、「保守」で「漸進的」とおっしゃっているならば、その通り日米安保も「漸進的」にステップを踏んだ、集団的自衛権等を含む現在の安保法制を認めるべきである。現実の国際情勢を見るならば、また今後の情勢の変化を予測するならば、第三次世界大戦や世界大恐慌、南海トラフ巨大地震、富士山噴火、隕石落下、食糧飢饉、パンデミック、生物・化学テロ等が起こる事は十分に考えられる訳で、それらに対しての「備え」が必要である。憲法改正は正にそれらに向けての「備え」であり、「緊急事態条項」の新設や9条2項の戦力不保持の改正を行う事は当然と言える。2年前に安全保障関連法が可決されその後施行された後、マスコミや極左等に煽られていたデモやその他世間が騒いでいた様にはなっておらず、日本の安全性が高まったばかりでは無く、日本の主体性、主張、地位も高まったのである。憲法改正は、或いは自主憲法を制定する程に総体的に新しく変える事は、本当の意味での日本の主権回復と独立に繋がるものとなる。
私は今から5~6年程前までは、勉強不足で今と比べれば雲泥の差がつく程に、知識や教養が無かった。よって、政治や社会問題、世界情勢に関しても、それまでは疎かった。しかしその後、本やインターネットの文献を読んだりYouTubeの動画を観て勉強する事で、以前は左寄りであったと思うのであるが、今ははっきりと「保守」の考えを持っている。自分自身が個性的で世間の中では少数派に当たり、また地位や名誉、学歴も無い社会的弱者に相当するのかもしれない。しかし、私は経済的に貧乏でも、また社会的にも不遇に遭うなどして周囲からは恵まれていない様に見られているかもしれないが、私の内面では精神的に自立している為、それらには全く関心が無く、気にならない。よって、別に助けてもらおうとは全く思わない。その様な状況に置かれようとも、真実を知り、現実を直視し、事実を事実として認め、希望的観測を持たず、自分の欲望や目標では無く創造主の御計画である運命・宿命・使命を悟り、自分の努力は勿論大事ではあるものの、基本的にはそれらに委ねようと考えるのである。
本ブログ過去の関連記事
・2013/09/25付:「同性愛・同性婚の間違い(1)・・・旧約聖書・創世記『ソドムとゴモラ』」
・2013/09/25付:「同性愛・同性婚の間違い(2)・・・ロシア・プーチン大統領の正義と、イスラムの『旧約聖書』を基にした正しさと毅然さ & 規範・根拠を持たない日本人・世間の人」
・2015/01/18付:「イルミナティ・フリーメーソンの唱える平和や愛の偽善に騙されてはいけない・・・グローバリズムの罠」
・2015/07/20付:「憲法解釈の適正化による安保関連法案・・・現実を見据えた危機感からの真心の政治は理性の法治を凌駕する」
・2015/07/26付:「安保関連法は日本の自立・独立へのステップ:イルミナティ・フリーメーソンの宣伝機関マスコミの甘言の罠」
・2016/04/10付:「『希望的観測』で曇らせた眼鏡で夢・幻想を見ている世間の人達・・・現実、本質、そして運命が見えず」
・2016/04/17付:「秩序・モラル・伝統・文化を破壊する保育園・・・女性解放・男女平等・LGBT・同性婚、大衆迎合、共産化」
・2016/04/17付:「かつて9条に反対していた日本共産党の矛盾と『日本の自立』を促すトランプ氏・・・護憲は米隷従の継続」
・2016/04/17付:「国民主権は国を滅ぼす・・・裁判員裁判、選挙権、民主主義、人権、個人主義、低俗な世論に動揺する国家」
・2016/07/21付:「イエス・キリスト『戦争・・・・・・これらは必ず起こることです。・・・・・・民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、方々にききんと地震が』・・・聖書の『預言』は『運命』、英国EU離脱」
・2016/07/21付:「クリスチャン内村鑑三・新渡戸稲造は愛国者であった・・・『三つのJ』、武士道精神、契約の民の末裔、歴史修正の必要性、慰霊・慰謝の靖国公式参拝の正当性」
・2016/10/16付:「皇胤としての生涯は天命である・・・天皇である事の根拠である血統に含まれる重大な意味、国体としての伝統・独自性と『男系男子』を守り続ける事の重要性」
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・2017/05/13付:「キリスト者・李登輝元総統と新渡戸稲造氏がアウフヘーベンした『キリスト武士道』・・・『「武士道」解題 ノーブレス・オブリージュとは』を読む」
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・カテゴリー:「憲法改正」 ・・・本ページ右サイド
・カテゴリー:「歴史修正」 ・・・本ページ右サイド
関連文献
・レムナント出版/キリスト教読み物サイト~キリスト教読み物サイト~日本近代史:「自虐史観から真実の歴史認識へ」
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・レムナント出版/キリスト教読み物サイト~キリスト教読み物サイト~日本近代史:「韓流歴史観を正す」
・レムナント出版/キリスト教読み物サイト~キリスト教読み物サイト~日本近代史:「日中戦争の真実」
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その比例代表の得票数を見ると、自民党は1,850万強で得票率は33%強、その他、立憲民主党は1,100万強で20%弱、希望の党が960万強で17%強、公明党は700万弱・12%半、日本共産党は440万強・8%弱、日本維新の会は340万弱・6%強、社会民主党は94万・1%半、等となっている。保守・改憲派とされる自民・公明・日本のこころ・希望・維新・新党大地・幸福実現党を併せると得票率は70.3%、革新リベラル・護憲とされる立憲民主・共産・社民の合計は29.5%とほぼ7:3となり、獲得議席数だけでは無く得票数も改憲発議に必要な2/3を超えている。但し、「公明党はタヌキ」である。ここに来て改憲には国民のどうのこうの等と茶々を入れて、改憲への勢いを削ごうとしている。その公明党の母体、創価学会の組織票700万票は固くて大きく、自民党もなかなか手放す事が難しい。しかしそれを抱え込む事によって、党内のリベラル派のみならずで自家中毒に陥りかねない。もしも公明党がリベラル・護憲派に回るとすると、得票率の改憲派対護憲派は57.8%対42.0%、となってしまうが、それでも過半数は超えている。公明党が2/3以上でないと等とぬかしておられるのは、自民党への牽制もあるのであろうか。外国・朝鮮との繋がりも指摘されている創価学会は、厄介になりそうである。
立憲民主党の枝野幸男代表は、議席数を伸ばす選挙結果を重視するのでは無く、自身の理念・政策を曲げずに野合を拒否した事は、大いに評価されるべきものであると思う。その事は、リベラル系を拒否した小池百合子・前希望の党代表にも同じく言えると思う。両代表ともその態度・姿勢は非常に正しかったと、私は思う。一方、希望の党の所属議員の内の一部や、マスコミ、世間一般大衆は、結果が悪いとバッシングして叩きのめす。立憲民主は結果が良かったので枝野氏に対してはそれが起こっていないが、小池氏に対しては「一時的に」ひどい状態に見える。改選前、森友・加計問題で濡れ衣を着せられてマスコミや野党から叩かれていた安倍晋三首相がかわいそうに思えたものだが、今は小池氏がかわいそうに思えて来る。いつも、どんな時でも、世間やマスコミは結果次第で騒ぐいい加減で無責任な輩が多いものであり、同様な境遇を持って来た私は、その様な事に対して共感し同情する。
左派・リベラル系の方々は、総体的に見て優しい人が多い様に思える。貧困者、障がい者、患者、お年寄り、女性、子供、個性的な者、性的少数者等と、社会福祉や基本的人権、社会的弱者、少数派を重視しておられる様に思う。その為、道徳性や理想も高く、そういう面において人間的に良い人が多い様にも思える。但し、共産主義や極左等は暴力革命、過激派等となる為に、それらには当てはまらない。
しかし、事実は事実として、また現実は現実として、素直に認めなければならないと思う。リベラル・左派系の人達は、歴史認識が間違っている。歴史認識は国の根幹に関わるものであり、日本が戦前に悪い事を行って来たと洗脳されて思い込み自虐史観を持っていると、日本人としての自尊心が生じる事は無く、日本人としてのアイデンティティに誇りを感じる事も無い。そして本当の歴史を失くすだけでは無く、その真実の歴史を土台として長い年数を通して築き上げられて来た伝統・文化も失ってしまう事に繋がる。土台が崩れれば、その上のものは崩壊するのである。そしてグローバリズムによって、世界で最も長い歴史を持ち一朝を貫いて来た日本の独特の国体、国のかたちは失くなって、国は滅びるのである。日本という国が日本の個性を失ったら、他と同じになってしまったら、それは最早、日本ではなくなるのである。日本は、特に近現代史における戦前と戦時中、勿論100%正しかった訳では無いが、悪い事をしたのは少数で、殆ど人道的で正しかったのである。リベラルのジャーナリスト、田原総一朗氏も推薦する、李登輝・元台湾総統が著された「武士道解題」の精神、アウフヘーベンした「キリスト武士道」精神を持っていたのである。日本は第一次大戦後、国連に人種差別撤廃法案を世界で初めて提出した。日韓併合後、近代化・インフラ整備をする為に日本から投資するばかり、与えるばかりで、内地の収支は却って赤字であった。大東亜戦争では、アジア・アフリカで事実上、唯一独立していたと言っても良い日本は、白人至上主義の欧米に搾取・隷属されて植民地にされていた国々を解放した。日本の韓国と台湾、南洋諸島の統治は、欧米のそれとは内容的に全く異なっており、現地の人々からは感謝されていたのである。それらの事を、証拠写真等のの一次資料を用いた本やインターネットの文献で勉強された方が良いものと思われる。従軍慰安婦の日本軍による強制が無かった事と、南京大虐殺が無かった事は、最早当たり前である。
人権に関しても、それを盾に言論封殺が行われる恐れが有る。勿論、極右や極左が行っている極端なヘイトスピーチは間違いである。人権団体を装う悪徳組織、朝鮮人を構成員としている似非右翼による迷惑行為や自作自演の演出。また、外国人参政権も、国を破壊するもので勿論間違いである。フェミニズムやジェンダーフリー、男女平等も間違いである、各人にはそれぞれに役割と分担があり、区別されるべきものである。完全な平等は有り得ない。更に、同性愛や同性婚、LGBTQも間違いである。
枝野氏は自身の事を「保守」と言い、「漸進的」に物事を進めるとおっしゃっておられる。おっしゃる通り、「保守」は頑なに守り続けて変えないのでは無く、「漸進的に」改革を行うものである。その事は正しい。逆に、左翼・共産主義の「革命」は、「急進的」に一気に変えてしまおうとする。また、リベラルは「進歩的」である。しかし未来永劫、決して変えてはならないものも存在する。そのひとつは、日本の国体であり、その柱となっている天皇と皇室である。日本は世界で最も長く、千数百年から二千数百年もの間、例外として南北朝の時期は有ったものの、一つの朝廷が一貫して続いて来たのである。この1点だけを見ても、日本という国が如何に非常に希で独特の個性を持っているのかが解るのである。天皇の根拠は「血統」であり、「男系男子」は変えてはならないものである。その「男系男子」から外れた血統、母系天皇とした場合は、それは最早「偽者」であり、日本の国体は崩れていく。女系天皇は間違いであるが、一方、独身で且つ未婚で子がおらず、一時的に緊急措置としての女性天皇は正しい。そして勿論、女系宮家も間違いである。戦後直ぐに占領軍GHQによって廃止された旧宮家を皇室に戻すか、皇室典範の第9条を変えて旧宮家からの養子を取れる様にするべきである。民間・一般人になってはいるものの、幼い頃からの躾や教育等によって、問題は無くなる。とにかく何よりも、天皇の根拠は「血統」である。故に「男系男子の血統」は守らなければならないのである。そして、創造主である神の選民であるユダヤの祭司も3,500年間「男系男子」を守り続けており、天皇も最も上に立つ大祭祀であり、同じ血統なのである。
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・2016/07/21付:「クリスチャン内村鑑三・新渡戸稲造は愛国者であった・・・『三つのJ』、武士道精神、契約の民の末裔、歴史修正の必要性、慰霊・慰謝の靖国公式参拝の正当性」
・2016/10/16付:「皇胤としての生涯は天命である・・・天皇である事の根拠である血統に含まれる重大な意味、国体としての伝統・独自性と『男系男子』を守り続ける事の重要性」
・2017/02/06付:「支那(中国)と韓国の反日捏造プロパガンダを支援する反日ユダヤ人と、それを非難する親日ユダヤ人・・・ユダヤの内部分裂、南京大虐殺は無かった、従軍慰安婦の強制も無かった」
・2017/03/29付:「保育環境劣化、しかしそもそも根本的に、安易に保育園に預けて育児放棄する事が間違っているのである・・・保育園も破壊のリベラリズムか」
・2017/04/03付:「偽ユダヤ人はユダヤの伝統・文化と聖書に興味が無い・・・リベラルの現イスラエル、キリスト教界のリベラル化、日本の左翼。進化論・ニヒリズム・共産主義は非科学的リベラル。そして同性愛に見る世の終末」
・2017/04/04付:「ドイツ・メルケル首相の背景に見えるユダヤによる世界共産化グローバリズムの謀略・・・FDJ、ヒトラー総統、ソ連が後付けしたアウシュビッツの煙突、そして信仰心と役割との矛盾」
・2017/04/16付:「日本の歴史を正しく修正したい人達はシリア政府に『共感』出来るはずである・・・国際法違反の常習アメリカは正義になる為に不正の『東京裁判史観』で日本を悪者に仕立て、同様に現在シリア政府を悪者に仕立てている」
・2017/04/23付:「『一億総町人化』『護憲の軍隊』、死を賭す覚悟の無さ、後の永遠を軽視、独立自尊精神の欠如、国家存亡危機、……自分の命を犠牲にし日本精神・魂を遺した三島由紀夫氏の警世・・・『若きサムライのために』を読む」
・2017/04/23付:「『東京裁判史観』を廃し白人至上主義の野蛮を暴き、『大東亜戦争史観』によりアジア解放・国家存亡危機への自衛戦争・精神面で負けない独立自尊日本精神を知る:『英国人記者が見た 連合国戦勝史観の虚妄』を読む」
・2017/04/23付:「アメリカ占領時の分断謀略『沖縄ナショナリズム』、『振興策』要求反対デモ、基地依存、利権、格差、『日米地位協定』、そして日本全体の根『日米安保』・・・『沖縄の不都合な真実』を読む」
・2017/04/24付:「占領中アメリカが新たに作った嘘の歴史を日本人に植え込んだ『ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム』の証拠文書発見・・・『日本人を狂わせた洗脳工作 いまなお続く占領軍の心理作戦』を読む」
・2017/04/27付:「一般的迎合親米保守に対しての逆説的な捉え方により『世界の根本』が見えて来る・・・『「反日中韓」を操るのは、じつは同盟国・アメリカだった!』を読む(1)」
・2017/04/27付:「李氏朝鮮の独立・近代化意欲の希薄さと、日韓併合時の日本の善政の一例・・・『「反日中韓」を操るのは、じつは同盟国・アメリカだった!』を読む(2)」
・2017/05/10付:「裏付けとなる歴史を『大東亜戦争史観』で正しく知る事によって、自然と愛国心と日本民族としての自尊心が生じる事となる・・・『奪はれた歴史 未来ある国家観の再生に向けて』を読む。」
・2017/05/11付:「武士道・自害・切腹に見る日本の伝統的精神性と神道による宗教性、『男系男子』を貫く日本の皇室とユダヤの祭司の血統・・・『驚くほど似ている 日本人とユダヤ人』を読む」
・2017/05/13付:「キリスト者・李登輝元総統と新渡戸稲造氏がアウフヘーベンした『キリスト武士道』・・・『「武士道」解題 ノーブレス・オブリージュとは』を読む」
・2017/08/16付:「『非戦』は『道義に外れた戦争に非ず』、忍耐の末のやむにやまれぬ自衛戦争、守るは義務・責任、公義の為の捧命・犠牲、左傾・性善説化した教界と距離を置く聖書基準の視点から提示・・『キリスト者の戦争論』を読む」
・カテゴリー:「憲法改正」 ・・・本ページ右サイド
・カテゴリー:「歴史修正」 ・・・本ページ右サイド
関連文献
・レムナント出版/キリスト教読み物サイト~キリスト教読み物サイト~日本近代史:「自虐史観から真実の歴史認識へ」
・レムナント出版/キリスト教読み物サイト~キリスト教読み物サイト~日本近代史:「日韓併合時代の真実」
・レムナント出版/キリスト教読み物サイト~キリスト教読み物サイト~日本近代史:「韓流歴史観を正す」
・レムナント出版/キリスト教読み物サイト~キリスト教読み物サイト~日本近代史:「日中戦争の真実」
・レムナント出版/キリスト教読み物サイト~キリスト教読み物サイト~日本近代史:「『南京大虐殺』は捏造だった」
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