狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

多くの失敗と後悔から得た考え方・捉え方・共感を持つ私が、独り静かに黙想、祈り、悔い改め、常識に囚われず根拠を問う。

「Xクラス」太陽フレアによるM7.1の福島県沖「大地震」か

2013-10-27 12:25:40 | 災害・地震・戦争
 現在、太陽活動が活発化しています。太陽の爆発現象でエネルギーが解放され、周囲に影響を与える太陽フレアは、強度の小さい方からA、B、C、M、Xの順で5つの等級に分類され、その内の最大であるXクラスのフレアが2回発生し(10月26日現在)、Mクラスも数回発生しました。
 太陽フレアX線の強度によって分類され、10倍毎に一つ上のクラスとなります。
 そして昨日10月26日の未明に、東北・関東沖にて、「大地震」に分類される規模のマグニチュード7.1の地震が発生し、福島県、宮城県等5県に津波注意報が発令されました。
 地震の規模を示すマグニチュードの大きさによって、極微小地震、微小地震、小地震、中地震、大地震、巨大地震、超巨大地震と分類し、5.0~7.0未満が「中地震」、7.0~8.0未満が「大地震」、8.0~9.0未満が「巨大地震」、9.0~10.0が「超巨大地震」となります。
 2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)はM9.0の超巨大地震、1995年1月17日の兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)はM7.3の大地震、1945年の広島の原爆が放出した全エネルギーはM5.5クラスの中地震、1908年のロシア連邦クラスノヤルスク地方で起こったツングースカ隕石の衝突時に発生した地震はM5.0(推定)の中地震、本年2013年2月12日の北朝鮮による核実験による「人工地震」はM5.2の中地震となります。(参考:ウィキペディア「マグニチュード」、2013年2月12日付・神戸新聞夕刊。)
 太陽フレアと、地震や火山の噴火等の自然災害、電磁波障害等との関係が有り、今後の注意が必要です。日本の北方領土北方のカムチャッカ半島では、依然火山活動が活発です。
 独立行政法人・情報通信研究機構(NICT)・宇宙天気情報センター(SWC)~2013年10月25日付「NICT 今日の宇宙天気情報」の概況・予報より、「活動領域1875、1882Mクラスフレアが数回発生し、太陽活動は活発でした。引き続き今後1日間、太陽活動は活発な状態が予想されます。太陽風速度は低速な330km/s前後で推移し、地磁気活動は静穏でした。引き続き今後数日間、地磁気活動は静穏な状態が予想されます。」。
 同NICT・SWC~2013年10月26日付「NICT 今日の宇宙天気情報」の「概況・予報」より、「活動領域1882Xクラスフレアが2回発生し、太陽活動は非常に活発でした。引き続き今後1日間、太陽活動は非常に活発な状態が予想されます。太陽風速度は低速な320km/s前後で推移し、地磁気活動は静穏でした。25日15時(UT)頃に発生したCME(コロナ質量放出)の余波が28日頃に到来し、地磁気が乱れる可能性があります。引き続き今後1日間、地磁気活動は静穏な状態が予想されます。」。
 またその「太陽活動」より、「太陽活動は非常に活発でした。活動領域1882(S08E59)25日7時53分(UT)にX1.7フレア(8時1分(UT)に最大、8時9分(UT)に終了)、25日14時51分(UT)にX2.1フレア(15時3分(UT)に最大、15時12分(UT)に終了)が発生しました。その他に、活動領域1882などMクラスフレアが数回発生しました。
 衰退していた活動領域1869に、再び黒点群が出現しましたが、この領域は本日から明日にかけて太陽面の裏側へ回り込む見通しです。活動領域1875は、面積と黒点数がやや減少しました。活動領域1882は、面積が増加し、磁場構造が単純なβから非常に複雑なβγδへ変化しました。
 Xクラスフレアが発生した活動領域1882では、今後もXクラスフレアが発生する可能性があります。引き続き今後1日間、太陽活動は非常に活発な状態が予想されます。」。
 2013年10月26日付・河北新報より、「26日午前2時10分ごろ、宮城、福島、茨城、栃木の4県で震度4を観測する地震があった。気象庁は岩手、宮城、福島、茨城各県と千葉県九十九里・外房に津波注意報を出した。東北の太平洋沿岸の各地で津波を観測し、最大は久慈港と相馬市の40センチだった。
 気象庁によると、震源は福島県沖で、震源の深さは約10キロ、マグニチュード(M)は7.1と推定される。東日本大震災の余震で、懸念されていた「アウターライズ正断層型地震」とみられる。余震域のM7超地震では陸地から最も遠く、最大震度が4にとどまった
 気象庁は地震発生から4分後、福島県に津波注意報を発令。40分後、M6.8をM7.1に引き上げ4県を追加した。注意報は午前4時5分に解除した。震災の余震による注意報発表は、昨年12月に三陸沖で起きたM7.3の地震以来。」。


 関連記事↓↓
   独立行政法人・情報通信研究機構(NICT)・宇宙天気情報センター(SWC)
        ……ブログ右サイドのリンクバー有り。⇒ ⇒ ⇒
   2013年10月26日付・河北新報~「宮城など未明に震度4の地震 石巻で津波30センチ観測」
   2013年10月25日付・The Voice of Russia(VOR ロシアの声 )~「本州の太平洋岸でM7.6の地震発生=米地質調査所」(ロイター)
   2013年10月26日付・同~「イタリアのシチリア島エトナ火山、活発化」
   2013年10月18日付・同~「ロシア、日本の沿岸で自然は暴れる」


  20131027
 
 
 (独立行政法人・情報通信研究機構(NICT)
     ~宇宙天気情報センター(SWC)ホームページより)
        …クリックによりポップアップ表示・拡大



 関連動画↓↓
 

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YouTube: MUST WATCH!!! SUN ERRUPTS WITH X-CLASS 1.7 SOLAR FLARE TODAY 2013-10-25


 

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YouTube: SUN ERUPTS FRIDAY EJECTING TWO STRONG X CLASS SOLAR FROM REGION 1882 (OCT 25, 2013)


 

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YouTube: 7.3 quake hits Japan, Fukushima evacuated over tsunami alert




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