DEEP GREEN

GO のブログ。
自転車、スノーボード、釣などなどGoの日常、日々感じたこと、経験したことを!

ツールドオキナワ 

2010年11月27日 13時38分58秒 | MTB 自転車
ようやくパソコンと向き合う時間がとれました。
もうすでに2週間は経ってますがツールドオキナワのことを書きたいと思います。
昨年に続き2度目の参加。 今年は昨年よりも質の濃い練習をできてたと思いますが、いかんせん定期的に乗れてないし、
最終の仕上げの長距離走の予定も台風で中止になったりと、相変わらずといえば相変わらずの不安な状態でのオキナワインです。
レースも昨年の130kmから10km伸びて140kmになってるし。 なるようにしかならんかという開き直りです。

沖縄は那覇空港に降り立ったときから雨。 しかも激しい雨が強風と一緒に吹き荒れています。 
まずレンタカーを借りにいったときに最初のトラブル発生。
ちょっとした待ち時間に空輸するのに抜いてたタイヤの空気を入れようとしたら、
あせってたのかチューブのバルブがいきなりボキッっと折れてしまいます。 
自分で自分をあほやなと思いながらスペアチューブに交換。 後輩に手伝ってもらい難なく交換できて、
空気も入ったので一安心。

その後レンタカーして名護に向かいますが、ずっと雨。 どうしょうもない雨に諦めもつきます。
名護でびしょ濡れになりながら受付しました。 受付後に参加記念品をもらいに行きましたが、
記念品はくじ引きで選ぶというのが新鮮で、くじびきの結果はシーサーの置物が当たりました!
なんとなくテンションも上がります。

名護のイオンでお昼、沖縄そばを食べて、お土産と、晩御飯、レース用の買出しを済ませ、
今回最後の10kmが伸びた部分の下りの部分を見に行きました。 
しかし道路は雨水ですごい水溜りになってたり、山からの水が道路を川のように流れてたりします。
すごすぎ。 ほんまにレースできるんかな? と不安は募ります。
下見は下見でそうそうに切り上げて、ホテルにチェックイン。 レンタカーも名護に宿泊するチームに渡しました。 
昨年と同じホテルのJALオクマリゾートです。 
ホテルは相変わらず快適です。 自転車を組み上げジャージ、ヘルメットにゼッケンをつけてレースの準備万端。
雨は小降りになってきてるものの結局試走できず。
晩御飯は=雨でレンタカーも無い=近所のご飯やに行くのも濡れてしまう=ホテルのご飯も割高=イオンで買出しした晩御飯となります。 ホテルの部屋でのんびりと晩御飯。 食後に大浴場に行きサウナに入って気分すっきりでゆっくりと眠りにつきました。

朝も5時にすっきり目覚め。 ラッキーなことに雨もあがってます。
朝ごはんもしっかりと食べて、軽く試走へ。 外はまだ暗いものの気温も20度前後でちょうどいい感じ。
走ってて嬉しくなります。 空が明るくなってきてふと空をみると虹がかかってます。 
気分も否が応でもあがってきます。 
ホテルに帰り、レース準備を行い、いよいよレースへ。

集合場所にはたくさんの人が。 今年も緊張感もあまりないままスタート地点に並びます。 
スタート時間がすこしだけ繰り上がります。 関門時間までの時間に余裕ができるので歓迎です。
スタート後はパチンと一発でペダルもはまり、いよいよスタートです。
今年は焦らず集団の真ん中より前くらいで流れにまかせて進みます。 トンネルの手前とかで大幅な減速があり、
何回か前に突っ込みそうになるくらいやばいなーという減速もありました。 
案の定最後のトンネルの前の減速で、後でガコンと音がして、あーっと言う声が聞こえます。 
確実に落車です。 後を振返る余裕もなく前だけ見て進みます。
最初ののぼりに入りますが、いきなりがつんと行くのではなく様子を見て進んでいきます。
とはいえ、知らず知らずのうちに追い込んでたのでしょう、だんだんと身体もしんどくなってきます。
昨年よりは走れている感覚もあり、少し落ち着いて進みます。 前の集団と一緒にいけば楽なんだと思い
追いかけてペースあわせて走ったりもします。 登りきった後は下り。 雨で路面が濡れているところに注意して
下りは気持ちよく下って、確実に下りの勢いを利用して登り返しも登って関門ポイントへ。 
昨年、2回目の登りで水がなくなった反省から早めに補給の水を受け取り、ジャージのポケットに入れて走ります。
下りから海岸線沿いの道を数名のグループで走ります。 奥の関門も通過して、奥ののぼりに差し掛かった瞬間
両足=両ふくらはぎ、両ふとももがいっぺんにぴきっと攣ってしまい、まともに登れません。 
ふくらはぎを伸ばそうとすると太ももが攣るし、なんともできずにこなすだけの登りになります。
集団からもどんどんと遅れ、一人旅気味になり、その後の下りで少し足は回復するも、海岸線沿いの平坦路で
油断するとすぐに足が攣ります。 補給を口にし、塩飴もなめて回復に努めますが、大丈夫だと思ってもしばらくすると
攣る足はなんともなりません。 そのまま2回目の山に突入。 最初は集団で走れてたものの、後半はもう完全に一人旅。
なんともならず山を登り、下って、その後の高江までのアップダウンもへろへろペースでしか進めず、最後気合入れて進んだものの、あと1分、間に合わずでタイムアウト。 昨年と同じところでタイムアウトで、進歩のない自分が悔しすぎます。
最後は少しだけ休憩して、ジャージとヘルメットのゼッケンをはずして、同じようにタイムアウトとなった後輩と
名護まで40kmを自走しました。

確実に昨年よりは走れてた感じはあるし、こんな練習をすればいけるという感覚もつかめてきたので、
きっちりと練習して攣らない足に仕上げとけば確実に完走できるはず。 
来年またリベンジですな。 こんな悔しい状態で終わったらだめだわ。

その日の晩はオリオンビールと泡盛で撃沈。
翌日は琉球ガラス館、沖縄ハムの工場、アウトレットと周りお土産を仕入れて帰阪となりました。

攣った足はようやく普通になってきたように思います。 ダメージかなりでかかったです。
簡単に完走できないレースにやる気おきます。 公道をあんだけ走れるというのも魅力です。
道路わきでの地元の人たちの応援もかなり嬉しくなります。
来年に向けてもう少し計画的に練習しよう。 とか、体重を絞ろうとかいろいろと考えまてます。
来年も必ず走りにいこう! 楽しみだ。

ps
雨上がりのジャングル横の道にはサンショウウオやら亀やらがたくさん出てきてました。
下ってたら道路わきに2匹いのししいたし、ワイルドですわ沖縄。