8月17日(月)
炎天やオレは石やだ医しゃじゃない
おもろいヒトがいた。なんとかちゃんと言っていたけれど出てこない。小柄でべらんめえ調の口調だった。思えば生粋の東京のニンゲンだったのかも知れない。突然現れて消えた。墓石を運んでいた様な覚えがある。胸を病んでいて入院先の河北病院へ見舞ったことがある。もうご存命ではありますまい。
そうだ、氷屋のうめちゃんだった。阿佐谷一番街で軒並み連なるBARへ氷を配達していたのだった。開店前の店には氷が直にそのまま戸口に置かれてあった。いい時代だった。
アタシがバーテンダーをやっていた店のママには後に熱海で開業した医者の愛人がいた。氷屋のウメちゃんは仕事が終わると飲みに来ていてアタシによくこう囁いていたのだ。
オレはね石屋だ医者じゃねえ。
面白いことを言うと感心したものだった。
時々色んなことを思い出す。
夜勤明け3時間くらいで目が覚めてしまいそのあと頑張っても眠りに入れなかった。あきらめて起きて昼飯にした。お盆でプールには入れなかったし明日の火曜は休館日である。間に合うように出むいて1キロ泳いだ。ココカラファインに立ち寄り1本あった30%引きの酒を買って帰ってきた。なければ納豆でも買って帰るつもりだった。ヘンだね。酒か或いは納豆か。
あなたダイジョウブか。
そうだ伊藤園のミネラル麦茶も買ったのだった。麦茶はミネラル入りでしょう。本来の使用はなんだがわからねど編み目のずた袋ぽいものをに財布を放り込んで持ち歩いている。真っ黄色の編み目ずた袋なので財布を放り込んで助手席に放り投げてあっても貴重品とは思われない。不精者にはカモフラージュにもいいのだった。ココカラファインで買ったものを財布を外して放り込んだ。結構容量がある。丸めればポットにも入る。虚無僧のように頭から被ることも出来る。この暑さに気が触れたとも取られかねないのでアタから被るのは止めておいた。ポリたかナイロンの編み目網ゆえにどんどん広がる。どんどん入れて引っ張っても丈夫で切れない。
ずた袋の ずた が出てこない。頭 た はどう表記する。ずた袋なんぞ死語でんな。たぶん 侘 のやうなきがする。
おお、スマホは賢い 頭陀袋 と出た。遠くて近し、僧侶が托鉢のさいに携帯する袋、とある。ま、いわばショルダーバッグの原型でんな。ほんらいは ずだぶくろ と濁るが正しいともある。
その上死語でもないでんな、アマゾンでヒットする。本柿渋染め頭陀袋 11800円などけっこういいお値段だったりしている。
一緒のニュースに愛知秋季大会トーナメント豊橋中央×豊川 豊川が勝利したようだ。野球は好きじゃないけどプールは豊川高校の室内プールを使わせて貰っている。豊川高校応援するでしょう。アタシは義理堅いのでありました。
エレベータ上の時計が一昨日から止まっている。しかたなか、脚立を引きずり出して上り電池を入れ替えて復帰させる。
厨房メモ。
阿波踊りは顔が隠されていて見えない。見えないと撮りたくなるのでした。やっぱり顔がない方がいいなあ。