田代田の酒場日記

月夜に釜をぬくは難解でんな。男漁りという学説もある。犬の棒もここら当たりでは不慮のできごと 関東以北は幸運の棒。 

盗難に遭った自転車の顛末~捜せば見つけるものなりき~

2020年12月27日 | Weblog

12月27日(日)

駅裏や自転車竦む冬深し

ハルカの乗ってた通学用自転車、これも放置自転車扱いで連絡があり取りに出向いた。市役所。たしか手数料1080円支払った覚えがある。ハルカがいいくら加減な扱い方をしていたのだろう。もしかしたら盗難に遭っていたのかもしれない。わからない。もうこれは乗らないからお荷物で自転車を買ったら一台無料引き取ります、とあったプールのそばの自転車屋さん。下取りではないようだった。これを渡してロードバイク・ツバを付けてあったのだ。買いに出ようとして念のため捜すだけのことはしておこうとJRの駅に出向いたのだった。

表口の自転車置き場にはざっと見積もって300台くらいの自転車が置かれている。ここをまずみて裏側の自転車置き場にと出向いたのが正解だった。300台の中には見当たらずここでくたびれていた。裏側へ行くのは面倒くさい。と思いつつもせっかく探しに来たのだから裏側へも行きましょうと車を踏切りで迂回して回ったのだ。駅裏も新しくしたので立派な大きい自転車置き場がある。同じ駅の裏表なのだが裏側は少し寂しい。

あ、倒れていた自転車。サドルのケツに薄れかかってはいたが黄色いテープ。あ、近寄ってみると、あったあ !!!!

夢かと思いましたよ。こんなにあっさり見つかるとは。幸いにも盗んだ人間は自分用の鍵を付けてなかった。

鍵がなければ自転車は盗られるものだ。もしかの用意と持って出たチェーンロックをガードレールの杭に回して施錠する。出直さねばならない。あたしの車はミニカーで自転車を積むのはどだい無理だった。歩いて駅裏まで。ぶじ乗って帰還する。

盗っ人も駅から降りてびっくりしたろうな。あ、盗まれた !! バカヤロー  盗んだバイクを盗られたとは言わない。

付けたばかりの折りたたみ前かごがなかった。サドルカバーが外されていた。盗っ人猛々しいカスタマイズしているのだ。バカヤロー。駅裏まで30分歩くのもくたびれたけれどやれやれ30年年期のMTBが戻った。

今はマウンテンバイクとは言わないようだ。ロードバイクと言うらしい。山なんか走らないものなあ。

玄関ドア横3台の自転車を数珠つなぎにする。一台盗むには三台担がねばならない。ガンバレ盗っ人 !!

力持ち。

祝いのビールを飲みたいが今日は仕事。明日から早めのお正月大晦日まで4連休。

盗っ人も日曜は隣町へ出るだろう。自転車で駅まで。もくろみは見事命中したのだった。狡いは賢い。目立たない駅裏まで盗んだ自転車を持って行くなんて。執念と言うほどのことでもないが今日はお出かけ日曜日。明日は雨予報念のためが命中した日だった。いい年を迎えられそうだ。

さて、取り戻したのはいいがアタシも80になる。このサドルの高いMTBをいつまで乗りこなせるか。転倒は大怪我。BSこころ旅。

厨房メモ

通学用の自転車は高いびっくり。買って渡したのだったが4万円くらいした。4万円出せばルノーのロードバイクが買える。もっとも40万円もするバイクもざらにあるようだ。

 

コメント
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