10月17日(日)
昨日まで吹く風何処ぞ冬に入り
昨日まで暑かったんじゃないだべか。一挙に長袖カーデガン。夜のうちにと大量の本を分別ゴミに出していて堪らず毛糸の帽子を被る。
ちょっとした事件勃発。図書館の本が一冊見当たらない。<またたび> という本のようだった。どう探してもない。べっどのヘットの部分に滑り込んでないかとマットレスをずらして探すも出てきたのは大量のページ止めめこれなんというのだったっけ。鉛筆が3本。ベッドの下はうっすらとほこりを被っているだけの深淵。思いあまって図書館。明日は休館日。今日のうちに行っておかないと苦になると思い出かけたのだった。まずは借り出す本を差し出したら。れれれと図書館人。これって と<またたび>を。忘れ物書籍として保管してあったことを告げられる。除菌BOXというのが置かれてある。本を並べ置き除菌するためのBOXなのだがここに忘れてあったようだった。いくら文庫で小型とは言えアナタこんたらとこへ取り出し忘れるか。バカだね。借りてきた本は確認してベッドヘッドに積むのだがこ昨日は確認を怠っていたのだった。
やれやれ。一件落着。
ただ、笑顔で差し出された<またたび>はさくらももこでした。ちょっと恥ずかしうござんした。ま、年格好雰囲気もそのまま友蔵だから、よろしいか。リアル友蔵図書館にあらわる。わはは。それで笑ってたのかね図書館人のお二人さん。
気が晴れ晴れ。
隠してあった灯油ストーブと扇風機入れ替える作業棚の裏。
ところで今朝目覚めたのは午後3時だった。アナタ何時間眠ってたのだ。眠った時間の記憶はない。カラスがカアカアあまりに騒がしく目が覚めたのだった。
耳掛け式補聴器の電池が大量に届く。悔しいので自宅においても補聴器を掛けることにした。大量消費。
作るのも面倒と市販の卵焼きを買ったのはいいのだけんどこれが至って問題があるほどマズイ。ネギを大量に刻んで卵焼きをこしらえる。手をいてはいかんぞい。現役時代アタシの作る卵焼きは超評判だった。たかが卵焼きされど卵焼きかな。
<第七官界彷徨・尾崎翠>
を
括った束から探し当てる。なにしてこんたら本が貴重なのか読んだ当初からさっぱり分からない。とりあえず処分から回避させた。ISBNもない古い発行であった。シミだらけである。画像に載せる。おまけ付き。
阿佐ヶ谷のアパートは 翠明荘 というのだった。6畳とダイニングキッチンのみ。駐車場は別に借りていた。東京暮らしも永かったが車を手放したことはなく乗り続けていた。
こりゃ彷徨するわな。