「金融再起動 旧体制の崩壊から世界大革命へ」ベンジャミン・フルフォード2019年4月
第2章 激動する世界、失墜する旧世代の権力者たち――「革命」は血を求める
旧支配者の代理人マクロン大統領の支持急落。マクロンはロスチャイルドの元銀行マン。
第3章 裏切りのトランプ大統領――「革命」は一進一退する
ベネズエラ乗っ取りを画策するアメリカ。石油埋蔵量世界一位。原油の質が悪い。アメリカ企業による精製が不可欠。
メキシコ。ドラッグを運営するハザールマフィア。ブッシュ一派の南米麻薬資金。
トランプ政権はドイツ、フランス、ベネズエラ、イランに政変劇を起こしたい。
台湾の結社筋によると、EUと中国を影響下に置く王族ネットワークは「世界のリーダーに、EUか中国共産党のどちらかを選べ」という流れを世界につくり出そうとしている。
世界の権力者たちは「世界政府の樹立」に向けて交渉。その中心が、ヨーロッパ王族・バチカンの上部組織であるP2フリーメーソン、アジアの結社の三つの勢力。(ハザールマフィア、アメリカ軍)。
ペンタゴン筋は「カルロス・ゴーンの逮捕劇は米仏喧嘩の一環だ」と伝えている。マクロン(ロスチャイルド一族のフランス分家)の要請によりゴーンは日産と三菱自動車をフランス企業にする方向で動き出していた。それを阻止するためにアメリカが動いた。
ロスチャイルド・パリ家には麻生太郎の娘が嫁いでいる。安倍晋三は、こうしたハザールマフィア系とアメリカ軍からの命令通り動くパペットにすぎない。ゴーン逮捕は、ハザールマフィアをパージに動くアメリカ軍とロスチャイルド・パリ家との戦いの結果、三菱重工の絡みもあって安倍晋三はアメリカ軍の命令を実行しただけと思えばいい。
三菱重工を欲しがっているのはロッキード・マーティンであろう。三菱重工のロケット部門、軍艦部門、戦闘車部門で世界トップクラスの技術力を持つ。
アメリカの二大軍需産業はボーイングとロッキードだが、墜落事故で失速するボーイングを買い支えているのは全日空で、エアバスに乗り換えた瞬間、経営危機に陥ると言われている。同様に米軍以外でのロッキードの最大の顧客は日本となっている。軍需部門における日米統合は進んでいる。
中国経済は予想を上回る縮小。アメリカも同様で、米国債を誰も買ってくれない状況を隠すために、自国の国債を買い増ししている。アメリカの人口の多い都市75都市のうち63都市が破綻している。
2018年9月の日米首脳会談で安倍晋三はF35を105機も爆買いした。名古屋で製造する予定を無理やりアメリカ製造に切り替えさせた。FMS(米国政府の対外有償軍事援助)として2兆円の金をアメリカは日本から手に入れた。
2018年12月バチカン財務事務局長官ベル枢機卿の更迭。欧米金融界の権力バランスが変わった。
旧来の支配者(ディープ・ステイト)たちは、大国の元首や大企業の経営者などの権力者たちを取り込むために、バチカン銀行を利用してきた。大統領に就任すると、バチカン銀行関係者が訪ねてきて「通帳」を渡す。何百億円がすでに入金されていて、「これであなたも世界の支配者の一員になりました。このお金を受け取るか、暗殺されるか、あなたには二つに一つの選択しかありません」と説明する。
FRBを「頂点とした石油ドル体制」。石油利権を持つ国々は当分、石油本位制のままでいいが、中国などは金本位制など石油に代わる現物とのリンクを求めている。