雨の日に拾われた猫の話

2006年初夏、しとしと降る雨の夜に拾われた二匹の子猫。
リツとコトと名付けられOL一人との同居生活が始まった。

抜け毛ねこの悲劇

2010-04-08 21:48:37 | コト
暖かい週末、取っ組み合いをするたびに飛び散るねこ毛を憂いてねこたちを風呂に入れた。





          そろそろ終わる??      R)うん、シャンプー流したらね





シャワーを始めた瞬間から「あー♪コトちゃんいいコだねー♪すーぐ終わるからねー♪」
と言い続け、わめきまくるコトをなだめる。





               もう終わるよね!(スタンバイ      お手手の泡流したらね





すると、「すぐ終わる」を真に受けたコトはわめきながらうろうろしながら最終的に
お風呂のドアのところに戻っていつでも出られる体勢をキープ。
しかし、そんなに簡単に終わらず、だんだんしびれきれてくるコト。





       もうやだ!終わる終わるって言って全然終わらないじゃん!!





とうとう窓際に避難し、シャワーをボイコット!!
しかし、そこにいられてはシャワーが届かないので、濡れねずみ状態のコトを
シャワーの下に引っ張り出す。
すると、今度は





              甘父!!助けてー!!殺されるー!!






外部に助けを求め始める。
今までの声とは明らかに違う大声を出し、外でタオルを持ってスタンバイしている甘父
に訴える。





              Rのばーかばーか!もう嫌い!!(プイッ

                      甘)おーよしよし、コトちゃんがんばったねー。





びしょびしょのコトをしぼり、甘父に手渡しざっと水気を取られ、やっと解放。
みじめそうな足取りで陽のあたるストーブ前に駆け込み、一心不乱に毛づくろい。




さ、次!!
リツー、出ておいでー!!











↑参加してます↑