雨の日に拾われた猫の話

2006年初夏、しとしと降る雨の夜に拾われた二匹の子猫。
リツとコトと名付けられOL一人との同居生活が始まった。

梁の上のねこ

2010-06-13 23:19:13 | リツ
毎晩夜中、私がベッドに入った直後、リツコトは運動会を開催する。
ひとっ走りして一緒のベッドに入るのが日課なのだが、昨日は、ベッドに入ってきた
コトの機嫌が最高に悪かった。





                       おれ、ちょっとお昼寝するから






なぜなら、勢いあまって梁から落下したから。





               昨日コトがうるさくてあんま眠れなかったんだ。






昨日の運動会の開催時間はいつもより1時間ほど遅い時間だった。
1階から階段を駆け上り、2階を1周して梁を通過し、階段を転がり落ちるように
駆け下りて1階を1周。それを3回位繰り返し、その間、リツが鬼になったり、
コトが鬼になったりしているのだが、ある回、暗闇で梁を猛スピードで走りすぎる
足音が、一瞬パタリと止み、その0.5秒後くらいに1階でドシンという音が聞こえた。





                 おやすみー☆






眠っていた私は、半分意識も飛んでるし、暗いしで最初どっちが落ちたのかわからなかった。
しかしドシンの数秒後、1階でコトが威嚇する声がし、リツの足音がダッシュで階段を
降りて行ったので、落ちたのはコトと判断した。





                       ぷしゅう・・・ ←電源が切れた音






なぐさめに階下に降りて行ったリツに八つ当たりしながら、コトが階段を上がってきて
にゃあにゃあ文句を言いながら私のベッドに入ってきた。
手放しかけた意識を取り戻して、コトの身体をさわり痛がるところがないか一応チェック。
特に、異常もなく数秒後には機嫌も直ってゴロゴロ言いだし、数分後には熟睡。

コトが梁から落ちたのを目の前で見ているはずのリツは、全く懲りずに今日梁上で昼寝。
親心、子知らず。とはこのことだな。







           ↑庭に生えてきた山椒の実生






甘父、本日無事ドイツから帰国しました。
お土産に買ってきた金属製品を嬉しそうに並べて、
ドイツの土産話をしてくれました。
私が実家からSO-KOに帰宅する際、小さな声で、
「明日仕事じゃなかったらリツくんに会いに行けるのにな…」
とかつぶやいていました。
きっと、週末には会いに来ることでしょう。













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