雨の日に拾われた猫の話

2006年初夏、しとしと降る雨の夜に拾われた二匹の子猫。
リツとコトと名付けられOL一人との同居生活が始まった。

元旦の事故@シロメちゃん

2011-01-10 22:22:55 | リツ

元旦の朝、おせち争奪戦以外にもうひとつ出来事があった。





                        なんか落ちてきた。

           ↑なんか





おせちを堪能し、お茶をしながら初詣の場所や時間についてああだこうだ意見を交わしていたら、
2階の窓に何かがゴンッと当たった音がした。
ちょうどその時2階のリツのハンモック前でリツといちゃいちゃしていたいもちゃんが、
すぐにその正体を解明してくれたのだが、





                  いも)メジロが倒れてる!!







一同お茶も初詣もそっちのけで一斉に2階へ駆け上がる。
すると、首と身体がくにゃりと傾きユラ~っと変な動きをしているメジロがベランダに落ちているではないか。

どうやら、窓の存在に気付かずに思いっきり突っ込んでしまったらしい。
そして、脳震盪を起こしてしまったようだ。
写真は少し意識が戻った状態。
事故当初はベランダに半分横たわり、このまま死んでしまうのではないかと思うほどひどい状態だった。





                          お?動い?た?






それから30~40分位ゆっくりと時間をかけて、くらくらの頭をしっかりさせ、
へたっていた身体を立て直し、意識を手もとに手繰り寄せ…という作業を行ったシロメちゃん。
最初はピクリとも動かなかったのが、はっと気付いたように身体をまっすぐにして、
それからまたしばらくして、小さな頭を振り、でも目が開かず…そしてまたしばらくして、
頭を振り目が開き、またしばらくして、ぼーっと遠くを見るような目に力が戻ってきて
焦点があったようにしゃっきりした表情になった。





                あれ?何してたんだっけ?







その一部始終を家族+リツで見守っていた。
(コトは何事かと一度見に来たが、シロメちゃんが動かないのでさっさとストーブ前に戻って行った)





                                    あれ欲しい。

   巨大ねこがあたしを見てる…。





一時はもうだめかと思ったが、





                        ↓ハクモクレンまで飛べた!

                 ふぃ~…危なかった。





2時間弱ベランダに滞在後、無事飛び立っていった。

後遺症なく元気で暮らしていることを祈ろう!
そして我が家は、窓に日が差している時は網戸をはり、網戸がない側の窓は必ず障子を閉めて
鳥が突っ込まないようにしておこう、という新しいルールができた。















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