火の匂い
生野銀山 二句
金澤 ひろあき
ひぐらしやノミ跡のこる銀の山
火の匂い消えて銀山風寒し
踊りの輪去年の顔がもういない
負け組を自認していて涼しさよ
扇絵の余白に風の微笑あり
天空の城 三句
霧の城 誰かのなみだかもしれぬ
山城を攻めるが如く登山客
城跡やおさななじみの盆おどり
混雑をさけて小川の夕涼み
送り火や人の背中をみるばかり
兵庫県の竹田城は天空の城としてあっというまに有名になりましたね。
山城なので、霧が出る頃、霧雲の上に浮いているように見える。ちょうど今頃あたりでしょうか。
生野銀山 二句
金澤 ひろあき
ひぐらしやノミ跡のこる銀の山
火の匂い消えて銀山風寒し
踊りの輪去年の顔がもういない
負け組を自認していて涼しさよ
扇絵の余白に風の微笑あり
天空の城 三句
霧の城 誰かのなみだかもしれぬ
山城を攻めるが如く登山客
城跡やおさななじみの盆おどり
混雑をさけて小川の夕涼み
送り火や人の背中をみるばかり
兵庫県の竹田城は天空の城としてあっというまに有名になりましたね。
山城なので、霧が出る頃、霧雲の上に浮いているように見える。ちょうど今頃あたりでしょうか。