京都童心の会

ほっこりあそぼ 京都洛西の俳句の会
代表 金澤 ひろあき
俳句 冠句 自由律 詩 エッセイなど同好の人たちと交流

しだれ梅

2022-03-19 13:16:52 | 俳句
しだれ梅
          金澤ひろあき
 三月一三日、急に暖かくなりました。眠っていた春の花たちが、一斉に目を覚ましたようです。大好きな梅も満開かなと思い、城南宮の神苑を訪れました。ここの神苑は、しだれ梅がことのほか素晴らしいのです。
 神様より、梅を優先してすみません。
 城南宮は久しぶりで、コロナが流行してからは訪れてないのです。失ったものが多いです。
 近鉄電車で竹田まで。近鉄に乗るのも久しぶりです。竹田から西へ歩いて、パルスプラザを越えた所に城南宮があります。沢山の人が集まっているので、満開なのでしょう。
 神苑に入るなり、世界が変わります。薄緑がかった白のしだれ梅と、明るいピンク色のしだれ梅が満開です。下の苔に映えて、夢の中を歩いているようです。
  しだれ梅夢の群舞の紅白戦     ひろあき
 これがまた散り始めると、下の苔の上に花びらが積み重なって、今日の趣とは違う美が現れるのだろうかと想像してしまい、それwp見たくなるのです。人間って欲張りですね。
 返りは城南宮の東から京都駅八条口に直通のバスで。暖かいので少しうたた寝。
 夢の中まで、梅が薫ってまいります。