失業生活にしては、忙しい一日だった。
緊張してて、ほっとしたのか、母親のことを思い出してる。
忖度をしてやらないと、生きていけないような人だったが、それにしても、度を越えてた。
思い出して思うのは、自分が何を考えてるか、わからない人だった。
時として神様が考えそうなことをいうのだが、よく見てると、働かないでお金が欲しいとか考えてる気もした。
子供からお金を引っ張るときは、脅してた。
言えないようなことを考えてるので、話し合いが苦手だった。
死ぬまで、一般常識は身につかなかった。
でも、親である。強かった。
死ぬ間際に、重度の発達障害と診断された。
何もわからない人だったのだ。
何回か書いてるが、親兄弟は何をしていたのだろう。
似たような感じなので、気づかなかったのだ。
すごい家だ。
親戚は医者とか弁護士とか多いのだけれども、直系はおかしい。