N響仙台公演

2008年03月12日 23時23分51秒 | 巻十 クラシック音楽・吹奏楽
…などと、
人知れずupしたりする。
死んでたわけではありません。
生きてたわけで。

もう、
書きたいことは毎日腐るほどあったんだけど
書かないでいたら本当に腐るんだよなあ(笑)

…などと、
NHK交響楽団の仙台公演なるものに行ってきた。
チケットをお譲りいただいたです。

外山雄三指揮
オールチャイコで
「ロメジュリ」
「ロココ風」
「悲愴」。
ソリストはウェン=シン・ヤン。

「悲愴」について
かねがね私は思うことがある。
「悲愴」という標題では
この曲をうまくイメージできないなあ、と。
特に、あの勇ましい第3楽章ね。
もちろん、
あの楽章だけを取ってどうこう言うのも全く意味はないと思うが、
それならそれで、
この交響曲を「悲愴」と呼び続けることにも
なんの意味があるのかわからない。
こちらによれば
原語には「熱情」なんて意味もあるという説も。
まあ、結論としては
あらゆる音楽は副題のフィルターを一度破壊すべきだな、
と。

で、本日の演奏。
知ったかで偉そうに評論するつもりはない。
ただ、
素人の自分でも、
上手いなあ、というか
響きが違うなあ、とは思いましたよ。
どこと比べてはさておき。

これも、
N響という
我が国で最も有名かもしれないオケのイメージ(≒標題)のナセル技か?

件の第3楽章は、
バーンスタインもびっくりな(なんやそれ)
粘着的などっしどっし歩きだった。

そして終楽章。
うちのCD再生機では決して拾えない弱音。
ほんと、
沈んでいく音楽だよね。
気分的にではなく、構築物として。


メンバーの皆さん、
今頃国分町ですかね。

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