2006年9月にスタートした第一次安倍政権は1年で崩壊した。閣僚らの不祥事が続いたことが引き金だった。
・本間正明税制調査会長が公務員宿舎で愛人と同棲
・伊吹文明文科大臣が政治資金収支報告書不記載
・柳澤厚労大臣が「女は子供を産む機械」発言
・松岡利勝農水大臣が資金管理団体不正計上批判で自殺
・久間章生防衛大臣の「原爆投下はしかたない。」発言
・赤城農水大臣の政治団体で9,000万円の不正計上
「安倍晋三」大研究(kkベストセラーズ 2019.6.5 望月衣塑子&特別取材班) より。
今、〝お釣りがくる〟ほどの不祥事が安倍首相の周辺から起きている。しかし、昨日の施政方針演説で何の言及も無い。
これほど頻繁に嘘つき呼ばわりされる首相も歴史上稀なことになるのではないか。特異人物を国のリーダーにしてしまった。
そんな資質の人物に、「皆さん、〇〇〇を共に△△△しませんかッ ! 」と虚ろに叫ばれても御免被る。
まだ読み始めだけれど、安倍晋三という人物を後々の歴史回顧ではなく、「今」、あらゆる分野の知見を動員して考察することが「今」の深刻な政治状況から脱出し、二度と間違った選択をしないようにするための第一歩ではないかとずっと思っている。
暫し、そうした専門家の書籍を読んでいたい。