恵庭も30℃にはなっただろうな、この夏最高の暑さだった。
今日は1週間振りの農作業でキャベツの収獲だった。農協から引き受けた以上は暑さで断るわけにいかない。学生時代に十勝の夏のRugby合宿を乗り切っていたのだからと言い聞かせて出掛けた。
それでも暑かった。
畑に入ると農家の主人のSさんが盛んにキャベツを包丁で割っては何かを調べている。作業支援の4人が集まった。今年は干ばつ気味で苗が生長しているときに葉が枯れやすく、それが成長とともに巻き込まれて茶色の年輪のような筋が入りやすいという。
製品にならない。農協から「出荷停止」を言われることもあるらしい。取り除けば使えるのに勿体ない。春からの労力も資金も水泡に帰す。品質の厳格さ、流通規格の厳密さは何とか緩和できないものかあらためて思う。
加工用キャベツだが、バイヤーにサンプルを送って明日(8/13)の昼までに買い受けしてくれるかどうか、結果を待つことになった。暑い陽射しの下の作業はサンプル用の収穫を1時間ほどやって終了した。内心、バテないで済んだと安堵した。
夕方までは納豆、味噌等の原料用大豆の除草作業に変わった。ジリジリとした暑さは変わりなかったが小まめに給水休憩時間を取るなどして、腰の高さほどに伸びた大豆の間から顔を出しているツユクサを引き抜く作業は何とかなった。
それにしても夏合宿の頃は若かった。
世間はお盆休みの時でも作物の生育に合わせた作業をこなす農家の皆さんには「暑い、暑い」などと言ってられない。明日は何とかキャベツの収穫が出来るとよいのだが。