統一地方選は地元では市議会議員選挙だった。
日頃、こまめに市議会の模様をペーパーにして配布している若手の候補に投票し、当選したので良かった。
この候補は初陣では自転車に旗で回り、今は選挙カーで流すようなことは一切しなくてもいつも上位当選だ。
公約どおり、予算の的確な執行などについて常にチェックし、議会で質問に立ち、その内容を知らせてくれる。
政治家として大成して欲しい。
衆参補欠選挙の山口2区で家系図をビラにした候補が当選した。
かつて改革の志士を輩出した土地柄は消え失せ、今や阿倍家と岸家が家業として国会議員に就いていることが〝家系図選挙〟でよく分かった。
〝家系図議員〟はそもそも政治家の資質が無いのではないか。
山口4区のNHKの当確速報はあまりに酷かった。
開票開始の20:00を少し過ぎたあたりで安倍前総理の後継の元市議・吉田真次氏の当確を出し、カメラが直ぐに選挙事務所の昭恵氏の万歳を映していた。
あまりに手回しが良く、このようなことが続いていたことに驚いた。
公式の票数はまだ入っていない段階で、そこまでしてNHKは報じなければならないのか、呆れた。
何でも、開票が始まる〝午後8時当確〟は阿倍元総理の時代ら続いていて、今回も強い要請があり、民放は断わったがNHKは受けたという。
最終結果は接戦であった。
いずれ解散総選挙がある。
衆参補選はどの地区も投票率が10パーセント前後に激減している。
立憲民主党は5戦全敗でも岡田幹事長が即座に「執行部は責任を取らない。」と表明した。
政治に対する失望はさらに広がり、投票率は益々下がるだろう。
与野党ともよくよく考えて欲しい選挙結果だった。