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ホッキ貝は12月から翌年4月までが最盛期とされ、この時期は身が締まり、味が一番良くなると言う。天気も良いので苫小牧に「ホッキ丼」を食べに出掛けた。目的地は苫小牧漁港の近くの食堂街である。
国道は雪も無く順調に1時間で到着。
早速、写真入りメニューを見て歩くが海鮮丼はあっても「ホッキ丼」は無い。
そうか、こちらが勝手に名前を付けていただけか。
ある店で聞いてみた。
「あっ、ありますよ」少し間を置いて、「3,300円です」
エッ。3,300円 ! これがインバウンド価格か。。。
一角は国内外の観光客が多い。
隣接する市場で形の良いものが1個700円で売られていた。
「うちに帰って作るかぁ」と妻と顔を見合わせた。
が。少し離れたところに〝ホッキカレー〟で有名な漁港食堂の姉妹店があるので覗いてみることにした。
テイクアウト専門だった。
「生ホッキめし 1,300円」。そうだろう、そんなものだと納得。
「2階の展望室で食べることが出来ますよ」「醤油とワサビも置いてあります」
嬉しいね。
丼一面に、甘く、シャキシャキして、ほんのり磯の香のするホッキが広がっていた。
味噌汁も付け合わせも無いシンプルさがかえってホッキの味を堪能させてくれた。
漁船が横付けされた港に春めいた昼の陽射しが注いでいた。
あと1週間もすれば春がやってくる。
恵庭あたりから苫小牧迄は高速道路を利用できるのですね。温かい陽ざしに惹かれていい一日でしたね。
ホッキガイは北海道や宮城、福島などで獲れる事から北に寄った貝(北寄貝)というのが由来だと聞いたことがありますが12月から翌年4月までが最盛期ということは冬から春にかけての代表的高級食べ物といいことなのでしょうか。
他の貝類に比べると価格も高いそうですね。
私は食べたことはありませんが画像からもシャキシャキ感が伝わってくるようですね。
昔住んでいた稚内には一般の人も北寄貝を獲ることのできる砂浜がありました。間もなく禁止されましたが・・・。
新鮮で美味しかったです。